2022年1月15日、16日に行われた大学入学共通テストは色々なことが起きて多くの人の心に残るようなテストになりました。
受験生や学校の先生、塾の先生の視点からみると何と言っても数学ⅠAショックに尽きると思います。
全体的に他の教科も難化がみられました。
しかし、数ⅠAの問題形式が予想をはるかに超えた大変身の衝撃度は凄まじくメディアでも大きく取り上げられています。
と、ここまでくると小学生や中学生を持つ保護者からしたら【まだ先のこと】と思いがち。
いやいや、時の流れはあっという間に過ぎ去ります。
さらに厳しいことを言うと、読解力や思考力は短期間で鍛えられるものではありません。
読解力、読解力と煽ってきまし
けれど、子どもの教育の出口である大学入試でこんな事件が起きたのですから、もはや煽りとは言ってられません。
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衝撃度が半端ない数ⅠAの変わりよう
チラッとネットなどで見た方もいるかもしれません。
1月16日、共通テスト2日目に行われて数ⅠAがもはや数学ではなく国語となっていた問題がありました。
SNSでは受験生の叫び声が数多く書き込まれていました。。
大手予備校の予想では平均38点や40点と報道されていたのを覚えている方もいることでしょう。
大学受験というと、高校3年生を主軸に18歳から19歳の学生が挑みます。
そうすると、【大学受験なんてまだまだ先】と思いがちですがそんなに気長に構えていられません。
学習指導要領が急に刷新されない限り続く
ゆとり教育時代のPISAショックで教育方針が180度変わった歴史があります。
そういった衝撃的かつ世論から不満が噴出する事態が起きない限り、現行の学習指導要領はしばらく続きます。
そうなると子ども①なら5年後、子ども②なら7年後に共通テストを受けることになるわけです。
今回のような【国語的な数学】が学習指導要領や文部科学省の方針が急激に変わらない限り、受け継がれる可能性は大。
問われている問題の意味を考えつつ、計算式を立てるというのは非常に難しい。
1,2ヶ月でどうにかなるものでもありません。
なったとしても、他の教科を捨てて数学に注ぎ込むしかないでしょう。
最悪の事態を避けるには、今から読解力を鍛えるしかありません。
本を読んでいるだけでは読解力はつかない
よく国語の成績アップで指摘されることですが、本をたくさん読んでいるから成績アップするとは限りません。
楽しいな、では無理。
語彙力はつくかもしれません。
しかし、作者の意図や表現に隠された意味を考えることをしなければ読解力の素地は仕上がっていかないんですよね。
これが面倒なところ・・・。
書かれていることを深く考えつつ問われていることを考える。
よくよく考える。
単なる【怖かった】【嬉しかった】ではなく、【何がどうのように怖かったのか】【嬉しいと感じた表現はどこか】と深く考える。
こうした作業を繰り返して、少しずつ読解力がついてきます。
【少しずつ】なんですよね。
一気に追い上げてゴール、といかないのが国語というか読解力の最大の特徴です。
大学入試も激変中で【その時】に備える
まだ先、と思っていてもあっという間に高校生になり受験生になる。
大学受験は全国規模であり、短期決戦が難しい受験です。
文系理系とも読解力が問われていきそうな共通テストに備えることは決して早くはありません。
ここでは【その時】に備えるべく読解力の鍛え方をご紹介していきます。
深く考えさせるようにする
スラスラと読む力も大切。
けれど、子ども自身の考える力を鍛えていかなければ真の読解力は身につきません。
今は昔のような備え付けのゲーム機ではなく、携帯型ゲーム機が子どもの間で人気を集めています。
また、スマホがあり親の管理や注意がなければ動画視聴をずっと見てられます。
こう振り返ってみると、現代の子ども達は深く考える機会がかなり減っています。
深く考える機会や時間は各自異なります。
こうして蓄積して積み重なっていくと当然ながら【思考力】の高さの開きが出てしまいますよね。
一番身近な例を言うと、お菓子を選ばせるときに【なぜ○○を選ぶのか】など。
その時の気分で選ぶことが多いですが、理由を考えさせる。
夕飯のおかずを食べる順番の理由を考えてみる。
いきなり【人生とは】と問われるより、身近なことから取り入れてみてください。
やっぱり読書習慣は不可欠
読書好き=読解力ある、国語力ある
という図式が成り立たないこともあります。
しかし、やはり読解力を鍛えるにあたり読書習慣は欠かせません。
なにせ文章を読むスピードを鍛えなければ【何を言わんとしているのか】と考えるまでに時間がかかってしまいます。
読解力の土台でもあるので、スルーすること厳禁。
文字数が多かったり考えさせられる漫画でもOK。
いきなり分厚い本を渡すのはNG。
読書習慣のない高学年の子はショートショートや、ゾロリからでもOK
焦らず、出来ることからコツコツと取り組んでいきましょう!
市販のドリルを利用する
小学生向けの思考力に特化したドリルも市販されています。
とくに、現代国語の分野で受験生にもお馴染みの出口先生の論理エンジンは有名です。
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出口先生は、2020年度の大学入試改革に向けて国語教育の提言国語が変わるは私も購入して何度も読み直しています。
慌てないためにも遠い未来をみつめて
子育てしていると、1年1年があっという間に過ぎていきます。
とくに就学してからは時の流れの加速が増すような・・・。
当ブログがスタートした時、子ども①は小学3年生でしたが2022年春には中学2年生になります。
いやはや、驚くばかり。
そんなこんなで大学受験も気がついたら目前、ということになっているでしょう。
のんびり構えていると、新しい教育方針の下で作成されている問題の変化に飲み込まれてしまいます。
従来通りはないと思いつつ、どんな問題が来ても柔軟に対応できる学力や読解力が身につくようサポートしたいですね!
さて、サボっていたYouTube配信(グータラ小学生の気質が残っています・・・)、2022年1月下旬から再始動!
なんとかほぼほぼ毎日更新を目標にしています。
段々と、動画編集技術が改良されていくと思います(希望的観測)。
暖かい目でお守りください。
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