【小学生の勉強】ぶっちゃけ、どの教科の成績を上げるのが一番ムリゲーなのか? | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【小学生の勉強】ぶっちゃけ、どの教科の成績を上げるのが一番ムリゲーなのか?

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今回は【【小学生の勉強】ぶっちゃけ、どの教科の成績を上げるのが一番ムリゲーなのか?】と題し、お話をしていきます。

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【うちの子、どうしても国語の成績が伸びないんです】【算数が苦手でテストがいつも不安…】

多くの親が、こんな悩みを抱えています。

小学生の勉強において、どの教科が得意で、どの教科が苦手かは、子どもによってさまざま。

でも一つだけはっきりしているのは、【教科によって、成績の上げやすさ・難しさに差がある】ということです。

 

では、実際のところ小学生にとって一番【成績を上げるのがムリゲー(=かなり難しい)】な教科はどれなのかと聞かれたら、これは感覚だけで語る話ではありません。

学習内容の性質、思考の深さ、つまずきやすさ、親のサポートのしやすさなど、様々な要素から見ていくと、明らかに【難易度の差】があるのです。

 

そこで今回は、小学生の主要5教科(国語・算数・理科・社会・英語)を比較し、どの教科がムリゲーなのかを独断と偏見でランキング形式で掘り下げます。

また、【なぜその教科が難しいのか?】【苦手になりやすい原因は?】といった視点も交えて解説し、最後には【ムリゲー】を【伸びしろ】に変えるヒントもご紹介していきます。

 

子どもがどの教科でつまずいていても、解決の糸口は必ずあります。

 

【成績が上がりにくい教科】ランキングTOP5

【第1位】国語:最強にして最難関。読解力という見えない壁

多くの子どもが苦手意識を持ちやすく、かつ【努力が成果につながりにくい】教科、それが国語です。

とくに難しいのが、【読解問題】と【記述問題】です。

選択肢を選ぶだけでなく、【なぜそう思ったのか】【どういう気持ちだったのか】を文章から読み取り、自分の言葉で答える必要があり、これが非常に高度な力を要します。

また、語彙力・文脈理解力・論理的思考力など、いくつもの能力が組み合わさって問われるのが国語の特徴。

しかもこれらの力は短期間で身につけるのが難しく、【積み重ね】がものを言うのです。

 

さらに、答えが一つに決まらない問題も多く、親が教えるのも難しい。

【どうしてこれが正解なの?】と聞かれても、納得できる説明をするのは至難の業。

まさに【ムリゲー】と言っても過言ではない教科です。

 

【第2位】算数:基礎は簡単でも、応用が鬼門

算数は、一見すると【計算すれば答えが出る】ため、努力が成果につながりやすそうに見えます。

しかし、応用問題・文章題・図形問題に入った途端、一気に難易度が跳ね上がります。

とくに問題なのは、【過去の単元の理解】が前提になっている点。

1年生で習う計算や2年生の文章題をきちんと理解していないと、3年生以降の内容が全く理解できなくなる、といった【ドミノ倒し現象】が起きやすいのです。

 

また、算数は考える力が問われる教科でもあります。

公式を覚えても、その使い方や意味を理解していなければ応用がききません。

親が得意だったとしても、【なぜその式になるのか?】を子どもが納得するまで説明するのは、やはり大変。

 

【第3位】英語:経験差と音感の壁

2020年度から小学校で必修化された英語。

カリキュラムとしてはまだ【読み書き】よりも【聞く・話す】が中心ですが、それでも習得スピードに個人差が大きいのが特徴です。

すでに英語に触れている子(英会話教室、英語の動画など)と、そうでない子の間にはスタートラインの差があり、それが自信の有無や苦手意識に直結します。

 

また、フォニックス(音と文字のルール)を知らないと、スペルと発音の関係がつかめず、【読めない・書けない・覚えられない】と三重苦になることも。

親が英語に苦手意識を持っていると、サポートもなかなか難しい教科です。

 

【第4位】理科:暗記だけでは戦えない

理科は【暗記教科】と思われがちですが、実際には理解やイメージ力が求められる教科です。

たとえば、【植物の光合成】や【物のあたたまり方】といった単元は、目に見えない現象を頭の中で想像して理解する必要があります。

 

また、身近な自然や実験を経験していない子にとっては、【理屈】と【実感】が結びつきづらく、結果として【わかったつもり】で終わりやすいのも特徴。

知識はあるのに点が取れない、というパターンも多く見られます。

 

【第5位】社会:意外と伸ばしやすい【暗記×ストーリー】教科

社会は【暗記中心で退屈】と思われがちですが、実はストーリーや流れで覚えると非常に点が取りやすい教科です。

年号をただ覚えるのではなく、【なぜその出来事が起こったのか】【その後どう変わったのか】と因果関係で理解させると、記憶に残りやすくなります。

 

学習漫画は豊富にありますし、映像教材や地図、ニュースとの関連づけもしやすいため、親が家庭でサポートしやすい点も強み。

最初にハードルはあっても、工夫次第で一気に得意教科に変わる可能性を秘めています。

 

教科別・つまずきポイント徹底解説

さて、子どもがある教科に苦手意識を持ち始めると、【どうしてこの教科だけできないんだろう?】と親として不安になります。

しかし実は、教科ごとに【つまずきやすい典型パターン】が存在します。

そして、その多くは能力の差ではなく、学習の仕方や環境によるものなのです。

 

ここでは、小学生がつまずきやすい5教科について、よくある原因と背景を具体的に解説していきます。

子どもの様子と照らし合わせながら、思い当たるポイントがあれば、そこが見直しのきっかけになります。

 

 国語:読解が苦手な理由は【語彙】と【読み方のクセ】

国語の成績が伸び悩む子には、共通して3つの特徴があります。

1つ目は【読書習慣がない】こと。

文章に触れる機会が少ないと、語彙力が育たず、読解のベースが不足します。

2つ目は【語彙が乏しい】こと。

知らない言葉が文中に多くなると、意味が取れず内容が理解できません。

3つ目は【問題文を流し読みする癖がある】こと。

問題の指示を正確に読まずに解答してしまい、的外れな答えになりがちです。

 

読解力は一朝一夕では身につかない力ですが、日常の会話や読書の積み重ねで少しずつ補える分野です。

 

算数:ミスの裏にある理解のあいまいさに注意

算数で躓く子は、単に【計算ミスが多い】だけではなく、根本的な理解があいまいである場合がほとんどです。

たとえば、途中式を書かずに暗算で済ませてしまうクセがある子は、ミスをしやすく、どこで間違えたかの検証もできません。

また、公式を覚えていても【なぜその公式で解けるのか】を理解していないケースも多く、応用問題で手が止まってしまいます。

 

【できたつもり】の学習を繰り返していると、学年が上がるにつれて躓きが大きくなるので、基礎の確認と丁寧な解き直しがカギとなります。

 

英語:スタートラインの差が自信の差に

英語は、触れるタイミングや量によって、得意・苦手の差が大きく出やすい教科です。

とくに多いのが、【英語に触れる機会が少ない】ことによる音への慣れ不足です。

耳で聞いても意味がわからず、発音やリズムに戸惑ってしまうのです。

また、【音とスペルのつながりがわからない(フォニックス未習得)】ことで、読み書きがスムーズにできません。

 

このようなつまずきは【自信がない】という気持ちにつながり、【わからないからやりたくない】という悪循環に陥ります。

英語は慣れが何よりも大切なので、家庭でのBGMやアニメなど、気軽に英語に触れる機会を増やすことが効果的です。

 

理科:実体験の不足がわかったつもりを生む

理科は単なる暗記教科ではありません。

子どもたちは実験や観察を通じて、自然現象の仕組みを【理解する】ことが求められます。

しかし、躓く子には【実体験が乏しい】という共通点があります。

たとえば、植物の成長や季節の変化などをリアルに感じた経験が少ないと、教科書の内容がイメージできず、用語を丸暗記するだけになってしまいます。

 

また、目に見えない現象(光、音、電気など)に対しては、具体的なイメージを持つことが難しく、【用語は知ってるけど意味はわからない】状態になりがちです。

日常生活の中で【理科っぽい会話】を増やすだけでも、理解の定着に大きく貢献します。

 

 社会:年号だけ覚える勉強法が落とし穴

社会で躓く多くの子は、【地名や年号を丸暗記して終わり】という学習スタイルに偏っています。

 

もちろん最低限の知識は必要ですが、本当に重要なのは【なぜその出来事が起こったのか】【その後どう変わったのか】といった因果関係を理解すること。

歴史の流れや、地理と生活のつながりを意識できると、学習内容が生き生きと頭に入ってきます。

 

社会は一見地味ですが、学習漫画もたくさんありますし、映像教材や体験学習との相性が抜群です。

何かをきっかけにして楽しめるようになれば、成績は飛躍的に伸びます。

 

【ムリゲー教科】を克服するための3つの考え方

ところで、【うちの子、この教科だけ本当にダメなんです】そんな悩みを抱えている親御さんは少なくありません。

苦手な教科があると、子ども自身も自信を失い、【どうせやってもできない】という思考に陥ってしまいがちです。

とくに国語や算数など、積み重ねが求められる教科では、一度苦手意識が根付いてしまうと、なかなか払拭できません。

 

しかし、成績が上がりづらい=ムリゲーな教科こそ、実は伸びしろが眠っています。

学力そのものをいきなり上げるのではなく、まずは学び方や取り組み方、そして親の関わり方を見直すことで、子どもの意欲と理解度は驚くほど変わっていきます。

ここでは、ムリゲーと感じやすい教科を克服するために必要な【3つの考え方】を紹介します。

子どもの努力をうまく成果につなげるために、今日から実践できる視点ばかりです。

苦手を【才能のせい】にせず、【アプローチの工夫】で変えていきましょう。

 

学力よりも【学び方のクセ】を見極める

成績が伸びない原因は、必ずしも【能力不足】ではありません。

むしろ多くの場合、子どもとその教科との学び方の相性が合っていないことが原因です。

つまり、【どう教わると理解しやすいか】を見直すことが、苦手克服の第一歩となります。

たとえば、図を見たり色分けしたりすることで理解が深まる【視覚型】、声に出して読んだり話すことで覚えやすい【聴覚型】、手を動かして試行錯誤することで記憶に残る【体感型】など、子どもにはそれぞれ学習スタイルがあります。

 

苦手な教科こそ、従来のやり方を一度疑ってみてください。

ノートの取り方や、問題の解き方、参考書の選び方などを子どものスタイルに合わせて変えてみるだけで、【わかった!】の瞬間が生まれやすくなります。

得意・不得意を決める前に、【その子が理解しやすい方法で学んでいるか?】という視点が、何よりも大切です。

 

苦手教科こそ、親の関わり方が命運を分ける

子どもがある教科を苦手と感じているとき、実は親の接し方がその後の学習意欲に大きく影響します。

苦手な教科ほど、子どもは【できない自分】を見せたくなくなり、結果として避けたり、嘘をついたりしてしまうこともあります。

 

このとき大切なのは、【なぜその教科が苦手なのか】を親が探ろうとする姿勢です。

責めるのではなく、【どうしてそう思った?】【どこでつまずいた?】と対話を重ねることで、子ども自身も自分の課題に気づいていきます。

 

また、親が無意識に得意な教科ばかりをサポートし、苦手な教科を【仕方ない】と放置してしまうことも、差を広げる要因です。

本当に手を差し伸べるべきは、子どもが自信を失いかけている教科です。

褒めるべきポイントは、結果ではなく【努力の過程】にあります。

親の関わり方一つで、子どもの自己肯定感も、学習に向かうエネルギーも大きく変わっていきます。

 

生活全体で【読む・考える・伝える】力を育てる

苦手な教科だけを集中的に勉強させようとすると、子どもは【またできない】【また怒られる】と感じ、ますますその教科を避けるようになります。

むしろ、その教科に直接触れなくても、日常生活の中で【基礎的な力】を育てることが大切です。

 

とくに、【読む】【考える】【伝える】といった力は、すべての教科に共通する学力の土台です。

たとえば、日々の会話で【どうしてそう思ったの?】【なぜそうなると思う?】と問いかけるだけで、思考力が育ちます。

テレビのニュースを見ながら意見を交わしたり、図鑑や本を読んで感想を話すことも、学習力の強化につながります。

 

こうした日常的なやり取りを通じて、子どもは【考えることが楽しい】【言葉で伝えるのって面白い】と感じられるようになります。

それが、教科学習へのポジティブな姿勢につながっていきます。

学力は、家庭の中でのちょっとした工夫とさりげない会話の積み重ねで、確実に育っていくのです。

 

ムリゲーこそ最大の伸びしろ

【国語は難しすぎるから無理】【算数のセンスがないから仕方ない】

そんなふうに諦めてしまう前に、その教科が【なぜ苦手なのか】【どんな力が求められているのか】を一度見直してみてください。

成績を上げにくい教科には、それだけ伸びしろが隠れています。

努力の成果が出づらいのは事実ですが、だからこそ一つ乗り越えるたびに、確実な成長が待っています。

 

子どもにとって一番の味方は、日々の頑張りをそっと認めてくれる親の存在です。

ムリゲーを乗り越える旅は、今日から始めても決して遅くありません。

 

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