今回は【小学校で満点連発でも塾のテストで挫折する子の特徴】と題し、お話をしていきます。
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ありがとうございます。
小学校のカラーテストで満点、高得点以上しか取らない子はクラスの中でも群を抜いた賢い子です。
しかし、そんな子が塾のテストを受けると、【こんな酷い点数を取ったのは生まれて初めて】というのも【テストあるある話】です。
塾のテストは、カラーテストとは違う作りをしていますし、出題する問題も学校レベルではありません。
ただ、受けることで中学受験を予定している子や進学高校を目指す子との差が分かります。
我が家の子ども①②も入塾する前に定期テストに塾主催のテストを受けていました。
基本問題が解けている、応用問題が少し解けたというのを把握していました。
点数は気になりますが、天才的な頭脳を持っているわけではないのは承知しているので、最初の頃は【こういう問題に慣れる】ということを目的にしていたところもあります。
子ども③も定期的に受けていますが、けっこうズタボロだったのが学校の成績が安定していくにつれて塾のテストで読解系の問題の正答率の割合が少しずつ上がっていっています。
ちなみに、子ども③は低学年の頃は学校のクラスでパッとしない子でしたが、3年生、4年生と学年が上がるにつれて【高得点取れるメンバー】の一員になんとか加わるようになってきました。
たしかに、学校のテストと塾のテストは出題形式、レベルが違い過ぎますし、受けても無駄と考えている方もいると思いますが、【子どもの学力が少しずつアップしてきているのか】というのを把握することができます。
そして、学校のテストでは例えば偏差値が60の子も偏差値70オーバーの子も同じように満点連発、高得点連発になるので、最上位層との本当の差が分かりにくいというデメリットがあります。
その点、塾のテストを受けるとリアルな学力の差を知ることができます。
ただ、学校で賢い子であっても塾のテストを嫌がり、難しいテストで挫折する子もいます。
どんな子が、塾のテストで挫折してしまうのでしょうか。
スラスラ解けないことが耐えられない
まず、スラスラ解けないことが耐えられません。
学校の勉強、テストで苦労したことがなく、テストも宿題もスラスラ解けている子は【手が止まるような問題】【思考停止になるような問題】【全く分からない問題】に遭遇したことがありません。
そして、【スラスラ解けることが良いこと】と思っているので、スラスラ解けない、高得点を取れないことが信じられず、耐えられない気持ちになります。
私も塾で、学校のテストでは満点連発、高得点以上が当たり前、という小学生の子が塾のテストを受けて【取ったことのない点数】を取り、ショックを受け、そして不機嫌になるという流れになるなるケースを見てきました。
子どもにとってテスト、は学校のテストが基準です。
その基準とは違うテストに驚き、納得できない子がかなり多いです。
そして、次にテストを受けることをためらうようになります。
子ども①②の小学生時代も、とある有名な塾の無料テストを受ける、と豪語していた子が【あのテストは酷すぎる】と言ってその後は二度とテストを受けないという話も耳にしたことがあります。
スラスラ解けることが当たり前だと、塾の問題が【自分の世界ではありえないテスト】と拒絶反応を示します。
親としては、塾のテストに慣れて欲しいと思っていても、子どもが【嫌だ】と言ったら受けさせるのが難しくなります。
たしかに塾のテストは特殊ですし、小学生から受けるとなると中学受験を考えている子が中心になります。
すでに家庭学習でハイレベルな問題集を使用して勉強している子も少なくありません。
そうなると、何も対策をしていない子は全体の順位も低くなりがちで、【こんな結果なんて・・・】と自信を失ってしまいます。
もし、これからも塾のテストを受け続ける予定であれば塾のテストに対応できるような市販の問題集なども家庭学習に取り入れてみてください。
思考力や読解力が不足気味
さて、スラスラ解けないことにイライラして挫折する子もいますが、そもそも塾系のテストに対応しうるような【思考力】そして【読解力】がなく、解けなくて【嫌だな】という思いを抱く子もいます。
塾のテストは一般の子も受けられますが、そもそも中学受験を予定している子が多く受けるので、中学受験テイストの問題になっています。
国語では学校の教科書よりもハイレベルな文章がでます。
しかも時間内に読み終わらないようなボリューミーで文章量。
要約する問題、抜き出し、接続詞など学校では遭遇しないような問題の数々がズラリと問題用紙に並んでいます。
読解力というのは小学生時代はあまり気にしないスキルかもしれませんが、小学生でも差というのは存在しています。
【読解問題がこんなにできないなんて】と気がつく親も少なくなく、こうした塾のテストで国語が悪いと【短期間で国語の出来を良くしたい】【偏差値をすぐにでも上げるにはどうすればいいか】と無理難題を要望する方もいます。
ご存じの通り、国語力をアップしていくのは時間がかかるので、塾のテストを継続して受けて子どもの弱点を知り、改善策をしていくしかないです。
また、漢字の読み書きも学校では扱わないような、普段使うことのない熟語、語句が出ることも珍しくありません。
学校で優等生と思っていた自分が、手も足も出ないというのは子どもにとってはキツイことです。
そして国語も大変ですが、さらに小学校とは違うのが算数の問題です。
思考力を問う問題が普通に出ます。
しかし、難しい問題も学年を越えた単元内容が出るわけではなく、学校で学んだ知識をフル活用したら解ける問題ですから、【全くもってできない】というわけではありません。
我が家も、算数の問題になれるよう、市販の問題集を購入して【世の中にはこういう問題もある】という経験を積んでいきました。
苦戦する子がいる一方で、算数スキルが高い子は面白いようにパッと見て解けたりもします。
思考力や読解力は生まれ持ったスキルの違いもありますが、家庭で力をつけるよう努力をしていると確実に改善していきます。
一度挫折すると立ち直るのに時間はかかるかもしれませんが、塾のテストで浮き彫りになった子どもの弱点を一つずつ丁寧に克服していくようにしていきましょう。
学校のテストはできるからと満足する
さらに塾のテストで挫折をしてしまう子の特徴としてあげられるのが、【学校のテストはできているから】と満足している、です。
塾のテストを受けてみて、あまりにもカラーテストと違うことに驚き、衝撃を受けつつも、【塾は中学受験する子向けだし】【自分は学校のテストができているから大丈夫】と解釈し、塾のテストが出来ないのは仕方がないことと思うようになります。
私も塾で仕事をしている時に生徒にテストのやり直すようアドバイスを送っても【学校ではあんなテストやらないからやり直しをしても意味はない】と反論されることがしばしばありました。
たしかに、塾のテストは難しいです。
解けない自分にイライラして、現実逃避してしまう気持ちも分かります。
ただ、全てが難問というわけではなく、落ち着いて考えれば解ける問題もあります。
そして、やり直しをすることで【こういう考え方がある】だったり【受けた時は全く分からなかった文章問題が解けた】と自信につながる経験を積んでいくことができます。
学校のカラーテストで満足してしまうと、中学進学後の定期テスト、中学生になって塾に入り、塾のテストでボロボロの結果になることや高校受験に向けた模試を受けてみて進学校には程遠い学力だったという事実に直面してしまうこともあります。
学校で優等生の子が塾のテストで悪い点数を取るというのはプライドが許さないかもしれませんが、【塾のテストも学ぶところがある】という話を親も子どもにしつつ、塾のテスト対策になるような市販のドリルや問題集を家庭学習に取り入れていると、学校の勉強以上の力をつけることにもなります。