【教育小噺】小学生から考えたい 中学での勉強に適応する秘訣 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】小学生から考えたい 中学での勉強に適応する秘訣

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今回は【小学生から考えたい 中学での勉強に適応する秘訣】と題し、お話をしていきます。

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エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

小学校と中学校はたった1学年上がるだけで学校生活がガラリと変わる世界が待ち受けています。

我が家の子ども①②も、受験した学校への通学となるので単純比較はできませんが、通学、部活そして勉強という生活リズムを構築するのに時間がかかりましたし、中学のいわゆる内部生でも中学1年の5月の連休明けくらいから体調を崩す子が続出したという話を耳にしました。

 

地元の中学に進んだ子ども①②の同級生のお母さんたちも【部活やってから帰るから疲れている】【平日の塾はちょっと疲れが残っている中で行くから心配】ということをよく口にしていました。

【中学生になったら勝手に慣れるはず】という考えを持たず、子どもに丸投げせずに【スムーズに中学校生活に慣れるにはどうすれば良いか】と小学生の頃から考えておくことをお勧めします。

 

中学校と小学校の違いというのはいくつかありますが、多くの親が一番気にしているのが【定期テスト】だと思います。

中学進学はすなわち高校受験へのカウントダウンが始まったことを意味しています。

進学した中学では【上位何名が毎年トップ高校に進学している】【2番手校に受かるには最低でも〇番以内に入っていないといけない】というデータ的なものがお母さんたちを中心に語られています。

 

進学実績は保護者会などで配布されるので、【進学校には毎年この位合格している】という公のデータを基にした井戸端会議や、塾などで得られる情報から住んでいる地域の教育事情、進学事情を知ることができます。

小学校でそれなりにできる子でも、中学に入ったら【まぁまぁかな】になる世界です。

これは都会の教育熱の高い地域の話ではなく、地方のそれなりに教育に関心のある家庭が多い地域でも起きうる現象です。

親が子どもの成績を過信してしまい、中学進学後に現実を知るというのはよくある話なので、そんな【良くある話の子】にならないためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

 

家で勉強することが当たり前だと思っている

まず、【家で勉強することが当たり前だと思っている】というのが中学生になってから成績を落としにくくする秘訣になります。

中学生になると小学生時代のように毎日決まった宿題が出されるということもなくなり、自主性が重んじられるようになります。

自主性が重要ということは、【家で勉強する習慣がある子】の方が中学に入ってから学力を鍛えられる、成績を上げていくことに有利になる、と考えていいでしょう。

小学生まではテストも単元が終わるごとに行われていたので、特段家で勉強していないけれど【けっこういい点数が取れる】という子もいます。

ただ、家庭学習の習慣がなくて、【学校の授業オンリーで定期テストで高得点を取る】というのを実現することはかなりの無理ゲーです。

それができるのは、超レアな神童さんレベルの子だけの話になるので、そうではない子が通用する技ではありません。

 

中学の授業は小学校時代よりも覚えることは増えますし、授業スピードも速いです。

そして、2021年度から中学でも学習指導要領が改訂され、【考えさせる学び】【読ませる学び】になっています。

親世代の頃のように中学1年の一番最初の定期テストは【超簡単】ではなく、同じようなテスト範囲だけれど【問題文が長い】【数学も文章題があったり記述問題があったりする】になっているので、1回目でも割と学力差がハッキリ出てしまうと覚悟してください。

 

ですから、部活や塾などで忙しい中でも【家で勉強する習慣があった子】は学校の授業で理解が足りていないと感じた単元を復習したり、勉強することに抵抗感がないので、中学生になってからの学習スタイルの確立に時間がかからずに済みます。

 

一週間で取り組む勉強を考える

さて、家で勉強できるということの次に強みとなるのが【学習計画を考えられる】です。

スケジュール管理というのは社会人になってから重要性が増す、というイメージがありますし、実際に社会人向けのスケジュール管理に関するビジネス本はたくさんあります。

しかし、最近では学生向けのスタディプランナーといった手帳も人気を集めており、【子どものスケジュール管理】【学習計画を考える】という大切さも認識されつつあります。

小学生の頃からスケジュール管理している子は、受験をする子、スポーツや音楽系で大きな大会を目指している子、と【クラスでもあまりいないようなちょっと特別な子】に限定されると思います。

ただ、普通の小学生でも家庭学習をする中で【一週間でこのくらい勉強する】と考えて実践している子も少なからずいます。

習い事がある日の勉強量、何もない日の勉強量、土日に家族でお出かけする時は勉強の予定を入れるかどうかなど小学生の頃から考えていると中学生になって忙しい毎日を過ごす中でも自分の隙間時間を見つけて学習時間を確保することができます。

 

中学では定期テスト、実力テスト、塾のテストの日程を早い段階から把握することができます。

そして、大会は春先に、そして部活の練習も1ヶ月前くらいには予定が分かります。

忙しい時とそうではない時期というのを理解した上で学習計画を考えることで、【今自分がやるべきこと】【次のテストに向けて勉強をし始める】と生活の中に勉強することが自然と含まれるようになります。

塾で仕事をしている時も、成績上位層ほど学習計画を考えていましたし、反対に学業不振者ほど行き当たりばったりの勉強を続けていました。

 

そこで【学習計画を考えよう】と声をかけても、【1日で6時間勉強する】とほぼ家庭学習の習慣がない子が強気に出たりして、結局実行できずに終わるというのを定期テストの度に繰り返していました。

やはり、中学の勉強に慣れる、成績を上げていくには【自分のスケジュールを考慮しながら充実した勉強ができる】ということを実践していかないといけません。

 

余裕があれば予習する

そして、中学の勉強や授業に余裕をもって臨みたい時は予習を進めることで適応力を高めることができます。

子ども①②の塾の先生も【塾で予習をしていると学校の授業が復習になるからより深く理解できる】と言う話をしています。

 

子ども①②の周囲でも神童さん達は学校の勉強に合わせるのではなく、勝手に自分たちで予習をして授業を受けるということをしていたようです。

自分で中学内容の勉強を進めていくというのは学力がある子しかできない技ですが、ほんの少し予習をしていくというのは【学校の授業が2度目】になるので確かに理解は深まります。

 

中学の勉強で予習しやすい教科というのは、まずは社会が挙げられます。

学習漫画を上手に活用し、【歴史の知識を増やす】【世界地理を勉強する】【公民で出てくる単語を学習漫画で触れる】ということができます。

次は理科も学習漫画で知識に触れることができますし、英語と数学が得意であれば少し自分で予習することもできます。

国語は予習するという概念があまりないかもしれませんが、漢字や入試でも出る古文対策をしていくというのは学校の勉強だけでなく高校受験においてもプラスになります。

 

授業と同時進行で勉強していると、理解できなかったところは自分で復習をしなければならず、次の単元も同じように【ちょっと分からない】と感じると、さらに復習をしていくということになることもあるので、【理解できた】になるまでは予習をしている子よりも遅くなる可能性があります。

ただ、予習できる子は概ね進学校を目指している子、または偏差値55オーバー位の子なら得意教科ならできる、という目安があると個人的に感じています。

もし、自分の子どもが進学校を狙っているのなら【予習することの大切さやメリット】を伝えてみてください。

 

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