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今回は【無意味ではない 地方での中学受験の効果】と題し、レアケースの地方での中学受験の意義を考えていきます。
生まれも育ちも地方ですと、人生初の受験は高校受験という親が圧倒的多数だと思います。
昭和や平成初期の頃に中学受験する地方の子といえば、国立大学附属中を受けるか私立中学の二つのパターンしかありませんでした。
私の周囲では、住んでいる地域も市街地だったこともあり中学受験した、しかも国立中や私立中学を受けるという同級生が二人、三人くらいいました。
私的には「どうして受けるのかな」と不思議でしたが、高校に入ると「元私立中学の子」「国立中学に通っていた子」と同級生になり何となく理由が見えてきまいた。
私立中学経由でトップ高校に入る子は、地元の名士の子や歯医者さんやお医者さんの子が圧倒的に多かったです。
それと同時に、通学距離の問題から国立中学ではなく送迎バスのある私立中学を選んでいる子もいました。
昔の地方での中学受験は非常に閉ざされた世界でありましたが、今も高校受験=人生初の受験、というのが常識です。
ただ、21世紀に入って公立中高一貫校が誕生し少し中学受験する家庭も増えてきています。
教育熱が高い地方在住の親は「中学受験するかどうか」「高校受験にターゲットを絞るか」の二つの選択で悩むと思います。
ぶっちゃけ、中学受験の勉強は受験しなければ必要ないものです。
とはいえ、全く無視するのももったいないです。
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