【親は知っておくべき】移行措置という名の下に小学6年生の算数を5年で習った話 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【親は知っておくべき】移行措置という名の下に小学6年生の算数を5年で習った話

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2020年度から始まる新課程ですが、昨年あたりから移行措置対応で学年が前後する単元や漢字を習っている子供①②。

「ま、そんなに大きな違いないよね」と高を括っていましたが、子供①の言葉を聞いて驚きました!

 

「この前の算数で、6年で習う速さをやった」というのです。

 

漢字の移行措置の話は子供①から以前聞いていました。

しか~し、【速さ】という大きな単元が5年で学ぶのか!、と。

まぁ、ちゃんと調べていない私の勉強不足なんですけどね・苦笑。

 

ということで、今回は親も気がついていない?移行措置対応に関して書いていこうと思います。

 

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

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新作です。

 

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ありがとうございます。

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移行措置対応で困ることは多分ないけれど・・・

移行措置対応の期間は、2018年度と2019年度です。

子供①、ダダかぶり・・・。

小学4年生の時に、漢字のことは何となく聞いた記憶はありますが、算数は完全にノーマークでした。

 

先日、【6年で習っていた速さが今度から5年で学ぶ】と聞かされた私は慌ててググりました。

 

ググって分かったこと1.分数の整数との計算は6年に移行していた

算数の移行措置を調べてみるとモヤモヤが解消されました。

 

子供①から渡された速さの確認テスト(小さいプリント)で見た計算の式に、違和感を覚えたのです。

どうして違和感を覚えたのか、その時は分かりませんでした。

で、算数ラボや塾教材でお馴染みの好学出版さんのHPで確認したところ、モヤモヤ解消!

 

速さの式で、分数を使わない指導になっていたのです。

小学5年の算数(PDF)に例文が記載されていました。

【時速900kmで飛ぶ飛行機は、1時間15分間に何km進むか?】(出典:好学出版)

従来は、1時間15分を分数に変換→1と1/4で計算して答えを出していました。

しかし、2019年度からは小数です・・・。

1時間を1、15分を0.25にして足し、1.25時間で計算する方法を学びます。

 

テストの式で分数が全くなく、【なんでこんな面倒な式で計算しているの?分数が一つもない!】と心の中でつぶやいたのを思い出しました。

 

そう、子供①は小数が好きだからその方法を選択したのではなく、学校でそのやり方を学んだから答案に書いていたのです。

 

移行措置で6年の内容になった分数ですが、これまで通り5年で基本的な四則計算は習っています。

6年内容になったのは、整数×分数、整数÷分数です。

 

ググって分かったこと2.

子供②からは移行措置云々の話を聞いていなかったので、【3年ではないのね】と思いきや、そうではありませんでした。

小学3年では5年生ほどではないものの、移行措置内容があります。

それは、算数の単位です。

 

長さの単位で、cm、m、kmまで習うことに。

そういえば、子供②の宿題で、kmが出て【あれ、もう習うんだっけ?】と感じたのを思い出しました。

 

移行措置期間があると、2歳最上の兄弟姉妹は【上では習っていなかったけど下ではもう習っている】ということが起きます。

移行措置の単元が分かりにくいと悩んでいる保護者には、例題付きで分かりやすい学研の移行措置情報がおすすめです。

これをみると、子供①が本当にダダかぶりしていることが分かります・・・。

 

ググって分かったこと3.漢字の移動が意外と多い

漢字がアチコチ移動する、というのは何となく知っていました。

しか~し、グーグル先生に質問して【思ったより多い!】というのが率直な感想。

 

茨城の【茨】は中学から4年生に移動・・・。

とくに小学4年生で習う漢字が増えています。

 

小学6年間で習う漢字も、1006文字から1026文字に増加!

漢字ポスターも買い替えないといけませんね・涙。

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割合も小4年から習うことに

つい最近の出来事です。進研ゼミの小学生講座【チャレンジ】の小学5年と3年の資料が届きました。

相変わらず子供①②は漫画だけ取って去っていき、私の手元に資料が残りました。

 

コーヒーを飲みながら見ていると、【割合も4年生から習う】の言葉を見て思わず吹き出しそうになりました。

 

小学5年の算数で、算数の好き嫌いを決定してしまうような単元、割合が簡単なものに限って小学4年から習うことに・・・。

 

簡単な割合、と言っても、やはり割合・・。

どんな問題を習うのか気になり、調べたところ、以下のような問題を勉強するようです。

 

【例題】公園でたろう君と花子ちゃんはサクラの花びらを拾いました。たろう君は6まい、花子ちゃんは5まい拾いました。次の日、学校でサクラの花びらを拾ったところ、たろう君は12枚、花子ちゃんは15まい拾いました。

学校でひろったサクラの花びらは、公園でより何倍多く拾ったのか比べてみました→式、という流れ。

 

こんな感じですね。

う~ん、頭の中で全員が整理できるのかナゾです。

面倒になって算数嫌いに拍車かかる子、出てくるのではないかと危惧しています。

でも、遅かれ早かれ算数嫌いは4,5年で続出しますからね・・・。

 

今回の学習指導要領は小学生から高校生まで幅広くかかわってくるので、親の方も【ふ~ん、そうなんだ】と流さないようにしましょう!

 

私も、【ふ~ん、そうなんだ】で過ごしてきて、現実見て驚いた人間です。

コツコツと情報集めないといけませんね。



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