ブログで何度も触れてきましたが、小学生時代は全く勉強しない子でした。
中学入学後に心を入れ替えたわけですが、勉強したくない子の気持ちも分かります。
【我が子を勉強する子にさせたい!】【勉強しないからイラつく】と悩む保護者は多いはず。
今回は、そもそも勉強したくない子の気持ちとは?、を理解して対策を立てていく方法をご紹介していきます。
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小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
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ありがとうございます。
勉強したくない子の気持ちを知ろう!
大人でも、【仕事から抜け出したい】と思う瞬間はありますよね。
人間は基本的に楽をしたがる生き物です。
それは分かっていいるけれど、目の前でゲームばかりしている子供をみて切れそうになる親は後を絶ちません。
なぜ、子供に【勉強しなさい!】という言葉がなぜ響かないのでしょうか?
理由1.努力して特別な何かを得られると思っていない
【都会に出れば成功する可能性が高い】といった昭和30年代の夢物語を見る人はごくわずかでしょう。
農家の三男坊が上京し、ひたすら努力をして社会的地位をゲットする、という話は過去の遺物です。
バブルをテレビを通じて感じた親世代でも分かっています。
都会に行けば成功するとは限らないと。
このまま地方にいても、スマホがあれば最新のアイテムはネット経由で手に入るのを知っています。
欲しいものはメルカリで検索する。
インスタでいいね貰えば満足感を得られる。
それなりに仕事をしていれば最低限の生活は遅れるので、努力は無駄だと考えているのです。
私も小学生の頃、週末に入る求人広告をよく見ました。
子供から見ると、記載されている時給や給料は高額です。
【この仕事でこの金額】と思うと、向上心はなかなか芽生えてきません。
笑える話ですが、金額をそのまま貰えると勘違いしていました。
保険など引かれる、一人暮らしをしたら賃貸や光熱費や食費などの出費がなんて思いもしませんでした。
今は地方でも時給が高くなっているので、一見すると【フリーターでも食っていける】と勘違いする子が多いと思います。
【努力しなくてもやっていける】という考えが子供の頃から染み付いてしまうと、努力することが欠けがちになります。
フリーターの選択を云々言うつもりはありません。
フリーターは弱い立場なので何かあったらすぐに職を失う危険性があります。
病気をして入院したらお金は出ませんし、おそらく失職するでしょう。
そういった物事のからくりを理解させるのは重要です。
努力したり勉強することで、自分の価値を高め、就職するときに有利になると、努力の大切さを根気よく家庭で話をすることは必要だと思います。
子供に労働や税金やお金の仕組みを学ばせて、現実を見せるのは大切だと個人的に感じていますね。
理由2.周囲に努力している人がいない
身近に努力をする人がいないと【努力しなくても平気】と思います。
実際、私の両親がそうでしたし、私も努力を放棄しました。
とくに接する時間の長かった母は、事あるごとに【お金があれば通信で短大の資格取れるのに】など文句を言っていました。
実際、近所の奥様が通信で短大の資格を取ったり、ワープロ検定を受けていました。
日中は会社でタイプライターのような仕事をし、夕方は公文の教室を開いて繁盛していたのです。
お金のせいにし、まったく努力せずに文句ばかり言う人は美しくありません。
そんな母に育てられていたので、努力をせずに小学生時代は過ごしていましたね。
あっ、これも他人のせいと同じですね・笑。
とにかく、親が努力する姿勢ゼロだと子供への悪影響は大です。
それとは対照的に、大企業の幹部レベルだった叔父はバブル頃から英字新聞を取り始めました。
海外との取引が増えるから、それに備えて英語を再勉強したのです。
で、そんな家庭環境だからでしょうか、イトコ達は某超有名大学に進学し、大企業に就職しました。
なにも、イトコ達が成功人生を歩んでいると断言はできませんが、向上心や勉強への意欲は完全に私より上でしたね。
将来に対して夢を持っていない
子供①②と私の小学生時代を比べてみると、決定的なのは【将来の夢】です。
私の場合、とくになかったです。
強いて言えば、野球が好きなので【スポーツ記者になること】でした。
だからと言って、母親からどういったルートが最短距離か教えてもらったことはありません。
まぁ、【そんなのなれっこない】の一言で片づけられていましたら・・・。
子供①②はそれぞれ将来の夢を持っています。
どちらも、実現するには努力が必要ですし、学歴も求められます。
それを理解したうえで、勉学に励むようになってきました。
とくに、子供①は小学4年の冬からの改心ぶりは凄まじいです。
夢を持つことの大切さや偉大さを改めて感じています。
そして、そういった気持ちを持ったことのない私はある種の羨ましさも抱いています・笑。
我が子が夢に向かって走り始めたら、決して【無理な話】と笑い飛ばさないでくださいね。
勉強したくない子を改心させる方法
勉強したくない子を改心させるのは、簡単なことではありません。
が、親としてはありとあらゆる方法をとって改心させたいものです。
ここでは、改心させる方法を考えていきたいと思います。
方法1.You Tuberが使う機材を家電量販店やネットで見せる
子供①②から聞いていますが、You Tuberになりたがっているクラスメイトがけっこういるそうです。
子供から見ると、【自分の好きなことをして楽して儲けている人】と映るようです。
大人なら分かると思います。
映像編集や音声の後付けなどの地味な作業がとんでもなく大変だということ。
機材を集めるのにもお金がかかること。
子供が【ゲーム実況のYou Tuberで成功するから】と宣言したら、とりあえず必要な機材を一緒に確認してみましょう。
私の浅い知識で思いつくのが、処理速度が速いパソコン、照明、音声ソフト、映像を撮るためのカメラ、映像編集ソフトです。
これだけの機材を使いこなすには努力が必要です。
編集ソフトや音声ソフトを入れるとなると、安いパソコンでは無理な話。
単刀直入に言うと、初期投資がけっこかかります。
そして、動画サイトを見ていると気がつきますが、語彙力が必要です。
語彙数が少ないと物足りなさを感じてしまいますよね。
会話にウィットがないと視聴者の心を掴めません。
国語力と、動画尺を考えてどこで盛り上がりを持っていくか計算する力が求められます。
【とにかく、語彙力高めようね】とくぎを刺してみましょう。
You Tuberを本気で目指すなら、スマホだけでは無理です。
パソコンに触れさせたりITスキルを勉強させてみるなどアプローチを変えて勉強の世界に引きずり込んでいくのも手です。
方法2.好きなスポーツやジャンルの伝記を読ませる
保護者世代と比べ物にならないほど、多種多様な伝記が出ています。
図書館でも置いてありますし、書店にもズラ~と並んでいます。
昔なんか、【ライト兄弟】【エジソン】とかばかりでしたよね。
人気スポーツ選手のものは豊富です。
ココシャネルなど、女の子向けのものもけっこう出ています。
【努力があってこそ栄光をつかめた】と挫折と努力をミックスさせた構成がほとんどです。
学習漫画なら手軽に読めるので、積極的に読ませてみましょう!
方法3.人生設計を考える
【まだ子供だから】と考えず、子供と一緒に人生設計を考えるのは効果ありです。
子供①が小学4年の春と夏にやったときはシックリきませんでしたが、秋以降は効果てきめん!
心を入れ替えるきっかけになりました。
子供によって個人差はありますが、9歳から10歳ころに人生について話をしてみてください。
20歳までの半分を生きてきている。
そして、これからの10年が人生を決定する重要な期間に入ると分かれば、心を入れ替えるはずです。
人生100年と言われていますが、中年期以降にいきなり人生大逆転を狙うのは難しいです。
残念ながら、失敗する確率の方が高いです。
若い頃に努力を重ねて少しずつチャレンジしていった方が無難とも言えます。
A4や画用紙にまっすぐ年齢表(下が0歳)を書き、【地方なら15歳、首都圏なら12歳で人生の岐路に立たされる】と教えましょう。
【首都圏の子、マジ大変!】と反応したら、しめたものです。
地方なら、まだ3年の猶予がありますが、小学高学年になると勉強出来る子が固定化されてくるので、その話もしましょう。
中学入学から一斉にスタートではなく、すでに成績は固定化されていること。
その前から勉強しておかないと、追いつくことも追い越すことも難しくなること。
勉強しておくと選択肢が増えて良いことだらけ。
年表を使ってみると、人生の岐路に立たされるのに残された時間が少ないことに気がつくはずです。
気づかないと、挽回するのにとてつもないエネルギーを消費するので早めに手を打っておきましょう。
きっかけを作って【勉強したくない】を脱却する
自分の過去を振り返ってみても、きっかけがあれば【勉強しようかな】という気持ちが芽生えてくるのは確かです。
きっかけは、親の方が作ることが求められます。
私の場合、ほぼゼロでした・・・。
中学入学後に超出来る父方のイトコと同級生になるので、【私がバカだとお母さんが可哀そう】という単純なことがきっかけで改心しました。
もう少し、【こういう仕事もあるみたい】など将来設計に関して親子で議論していれば、と悔やんでいます。
と言っても、いつも進路に関してはすべて子供に丸投げでしたからね。
【お金のかからない国公立を厳命】【大学のことは分からない】、と親が逃げ回ると子供のテンションは下がるしかありません。
子供を気にかけて、真剣に考えてくれる親を求めているので、自分はそうありたいと思っています。