(Last Updated On: 2017年9月8日)

都会では山里に行くにも時間もお金もかかります。

地方都市では車で30分もあれば田んぼが広がる風景に出会えます。

長期休暇を利用した地方でのキャンプ体験なども、都会っ子の保護者に人気がありますよね。

 

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子供の頃の自然体験

 

 

私は北関東の某市で生まれ育ちました。北関東といえども、県庁所在地の市街地近くなので、田んぼもないし山も近くにはありません。トンボは学校のプールに入っていれば飛んでくることはありましたが、カブトムシやクワガタ同様、基本的に日常生活では見ませんでした。

ですが、母の実家は車で3、40分程度離れた田舎にありまして、文字通り田んぼと丘みたいな林しかない場所にありました。で、夏休みに泊まりに行くとホタルが見えたり夜空一面にひろがる星々が見えたんです。オニヤンマもブンブン飛んでいました。

おばあちゃんが、私たちが泊まりに行く頃を逆算して苗を植えていたので、毎年トウモロコシ採り放題・食べ放題。スイカも食べ放題、という自然環境の中お盆休みを過ごしたものです。

基本的にどこかに出かけるわけでもなく(東京の伯父さんが従妹と泊まりに来た時はどこかに連れて行ってくれました。しかし、どこかは記憶には残っていません・笑)、おばあちゃんの家でゴロゴロ高校野球を見ながらトウモロコシ&スイカを食べたり、大量の漫画を読んだりしていました。

あ、勉強はカタチだけでほとんどしていませんでした。

 

田舎の空気

とくべつ自然大好きっ子ではありませんでしたが、やはり空気感が違うんですよね。

急に降り出す夕立。雷の音も全然違うんですよね!、あと何と言っても、市街地では絶対に見られない満点の星。これはずっと心の中に残っています。

この体験はその後の人生で何か役に立ったのか。自問自答していますが、答えは見つかりません。ただ言えることは、祖母の優しさと実家では味わえない静かな夜。

そして、古くからあるお盆の習慣を毎年体験できたことが、とても貴重だった、というのを都会っ子の旦那と付き合うようになって気が付きました。

都会にいては、お金を出さない限り体験できないことを無料でできたこと。採りたての野菜や果物の美味しさ。自然のありがたみを感じ、雷で自然の恐ろしさを知る。夕立が去った後の宝石箱をひっくり返したような夜空の美しさ・・・。

あんな星空を自分の子供達にも見せてあげたい、と思っています。

 

 自然体験の重要性

 

外遊びの大切さを以前、書きました。

 

 

晴天が続くここ最近、子供たちの様子を見ていると改めて重要さを感じます。

我が家の近所には、なんと田んぼが残っています。周囲はマンションやアパート、その合間に一軒家が点在する住宅密集地です。どうやら、土地の所有者が田んぼを埋めて低層マンションを建てる際に、水田を2枚残したようです。自家用米を確保する目的なのでしょうか。

GW期間中に田植えをしたらしく、連休明けに出先から戻ると苗が植えられて水面が輝いていました。

夜。

ゲコゲコとカエルの鳴き声が聞こえてきます。周囲は地方都市の市街地近くの住宅地。自然が残されている幸せを感じます。

田んぼがある→カエルがいる→子供たちが採ろうとする、ということであらゆる学年の子供たちが集まります。自然を相手にしていると、普段それほど遊ばなかったり会話もしない違う学年&異性とも話が弾むんですよね。

虫取り網を手に持ち、「なにしているの?」、「あっちにいるぞ!!」などの簡単な会話ですが、見ているとカエルを介して色々と化学反応が出てくるんですよね。高学年の子がいれば、その子の話に耳を傾ける低学年の子達。

 

 

どろんこ会のHPです。自然体験の重要性を静岡大学教育学部の井出准教授コメントが載っています。幼児期における自然体験の有効性を説明しています。私もウンウン、と頷いてしまいます。

 

近所の子供たちを見ていると、外に出る派と家にこもる派に分かれています。どちらが良いのか。それは大きくなってから分かるのでしょうか・・・。

 

コミュニケーション能力を養う

 

核家族化&少子化が進み、とくに都市部では日常的に異学年同士で遊ぶ機会は減少しています。近所の田んぼでのやり取りを見ていると、年長者と年少者の会話は楽しく、また学年が上の子は低学年の子に対して思いやりと言うか、優しく教えているんですよね。これが同学年同士だと、荒かったり素っ気なかったりするのだろうに、と。

長い目でみると、社会人になった時に、出身大学や偏差値云々以上にコミュニケーション能力が重要視されるわけなんですよ。外遊びを通じて、様々な子と出会い、自然を相手にした予想できない出来事(カエルが突然出てきた、など)への対処を解決していくわけです。

こういったことは、室内では難しいことです。事前に約束した、決まった友達しか来ないわけですし。

習い事をギッシリやらせるよりは、小さい頃の外遊びの体験が後々活きていくのだろう、と感じています。周囲の子供たちをずっと見ていても、小学4年生以上になると、クラブ活動も開始し、授業数も多くなるので今までのように、放課後の外遊びが出来にくくなります。

短縮授業で、帰宅時間が早いときに嬉々として遊んでいるのは低学年の小学生ではなく、高学年の子ですね~。印象的です。

それなりの広さがある公園であれば、トンボがきたり、バッタや蝶を採取することもできますよね。昆虫採取をしていると、知らない子同士でも、「なにしているの?」と声をかけられること間違いなし、です。

我が家の子供たちは、野次馬のごとくガヤガヤやっています・笑。

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