頑張らせなくても伸びる子に育てるための7つの工夫 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

頑張らせなくても伸びる子に育てるための7つの工夫

スポンサーリンク
BLOG
スポンサーリンク

今回は【頑張らせなくても伸びる子に育てるための7つの工夫】と題し、お話をしていきます。

スポンサーリンク
AD

YouTube版

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

created by Rinker
エール出版社
¥1,760 (2025/11/01 19:57:18時点 Amazon調べ-詳細)

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

created by Rinker
¥250 (2025/11/01 19:08:30時点 Amazon調べ-詳細)

 

新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

【うちの子、頑張ってるのに伸びない】

そんなふうに感じたことはありませんか?

 

一方で、とくに怒られたり強制されたりしていないのに、自然と成績が上がる子、自分から机に向かう子がいるのも事実です。

この違いは、子どもの才能ではなく、家庭の関わり方や環境づくりによって生まれるものです。

【頑張らせない=甘やかす】と思われがちですが、そうではありません。

ここで言う頑張らせなくても伸びる子とは、勉強や学びに対して自ら意欲を持ち、主体的に行動できる子のことです。

親が【やりなさい】と言わなくても、自分で目標を立て、考え、工夫しながら行動できるようになれば、勉強だけでなく将来のあらゆる力につながっていきます。

 

では、そんな子に育てるために、親は何をすれば良いのでしょうか?

そこで今回は、教育熱心な家庭がつい見落としがちな、でも実は非常に重要な【7つの親の工夫】をご紹介します。

この7つの視点を意識するだけで、子どもとの関係性がグッと良くなり、学習面でも変化が現れはじめるはずです。

親が変われば、子どもは自然と変わります。

無理に頑張らせなくても、自ら伸びていく土台を、一緒に作っていきましょう。

 

①【〇〇しなさい】を減らす

 

多くの親がつい使ってしまう【早くしなさい】【宿題やったの?】という声かけ。

一見するとやる気を引き出しているように見えますが、実はこの命令口調が子どもの自発性を奪っていることがあります。

子どもは誰でも、【自分で決めたい】という欲求を持っています。

【やりなさい】と言われ続けると、やる気を自分で生み出す力が弱まり、【言われたからやる】という受け身の姿勢になりがちです。

まずは、【〜しなさい】を【どうするつもり?】【今日は何から始める?】といった問いかけに変えてみましょう。

これにより、子どもは自分で選ぶ意識が芽生え、【自分の学びは自分のものだ】と感じられるようになります。

また、【今日は宿題が早く終わってすごいね】と行動を肯定的にとらえて声をかけることで、子ども自身が自分の努力に気づき、自信を持てるようになります。

 

命令ではなく、選択肢と承認を。

この小さな工夫が、子どもをやらされ勉強から自走する学びへと導く第一歩となります。

 

②親の【姿勢】で学ぶ空気をつくる

子どもは言葉よりも、親の背中を見て育つものです。

いくら【勉強しなさい】と言っても、親がスマホをいじっていたり、テレビばかり見ていたりすれば、子どもは【大人もやってないのに】と感じてしまいます。

逆に、親が本を読んでいたり、家計簿を真剣につけていたりすると、自然と【何かに集中する姿】が子どもに伝わります。

子どもにとって家庭は空気のようなもの。学びに向かう空気が流れているかどうかは非常に大切なのです。

たとえば、夜の30分だけでも、親子で【静かに集中する時間】を決めてみましょう。

親はスマホを置いて読書、子どもは宿題や勉強。この静かな並走時間が、やる気や集中力を育てる最も自然な方法になります。

 

大事なのは、【勉強しなさい】ではなく、【一緒に頑張る】姿勢を見せること。

勉強することが普通という空気の中で育った子は、特別なモチベーションがなくても、自ら学ぶことを当たり前に感じるようになります。

学びは教えるものではなく、感じ取らせるもの。

親が【自分も学び続ける姿勢】を見せることが、最も自然な教育になります。

 

③子どもの【やる気の波】を受け入れる

どんなに優秀な子でも、毎日ずっとやる気があるわけではありません。

やる気には波があり、その波に寄り添えるかどうかで、親子関係も学力の伸びも大きく変わります。

【今日はあまり進まなかったね】【昨日よりやる気なさそうだね】と思う日があっても、責めたり焦らせたりするのは逆効果。

子どもが疲れていたり、心がざわついている日には、思い切って休ませたり、気分転換の時間をつくることも必要です。

ここで重要なのが、【やる気がない日】=【悪いこと】と決めつけないこと。

むしろ、【そんな日もあるよね】と共感しながら接することで、子どもは安心して次に進むことができます。

 

もちろん、ずっとやらない状態が続くようなら原因を一緒に探す必要がありますが、波があること自体は自然な成長の一部。

大人だって仕事に集中できない日があるように、子どもにもリズムがあります。

短期的な結果に一喜一憂せず、長期的な目線で子どものやる気の波を受け入れることが、伸び続ける子どもを育てる秘訣の一つです。

 

④結果ではなく【プロセス】を認める

【テストで何点取ったの?】【どうしてこの問題を間違えたの?】

つい結果にばかり目が行ってしまう…。それは親として自然なことです。

でも実は、子どもが伸びる最大の原動力は、【自分の努力を認めてもらえた】と感じることにあります。

結果ばかりを見られると、子どもは【失敗したら怒られる】【良い点を取らないと価値がない】と思い込んでしまい、挑戦することを避けるようになります。

反対に、【努力を見てくれている】と感じられると、結果に関係なく挑戦を続ける強さが育ちます。

 

たとえば、【昨日より時間をかけて取り組んでいたね】【ミスの見直し、しっかりやってたね】といった声かけが効果的です。

テストで90点でも、解き方が雑なら注意が必要ですし、60点でも前回より集中していたなら褒める価値があります。

大切なのは、結果だけでなく過程を見守るまなざし。

それが、【もっと頑張ってみようかな】という内側からのモチベーションにつながります。

子どもにとって、努力の過程を認めてもらえることは、【自分は成長できる存在だ】と信じられる一番の証。

学力の差は、こうした日々の心の栄養の差でもあるのです。

 

⑤【できないこと】に寛容な空気をつくる

子どもが何かに取り組んでいるとき、【なんでこんな問題もできないの?】【また間違えたの?】とつい言ってしまった経験はありませんか?

しかし、そうした言葉が続くと、子どもは失敗を恐れ、チャレンジしなくなってしまいます。

【できないこと=恥ずかしい】【怒られる】という感覚が染みついてしまうと、挑戦すること自体を避けるようになってしまうのです。

【できないことがあって当たり前】【間違いは成長のチャンス】――

そうした価値観を、家庭の中で空気として育てることが重要です。

 

たとえば、親自身が【この漢字、私も苦手だったんだよね】と失敗談をシェアするのも効果的。

子どもは【できないことは悪いことじゃないんだ】と思えるようになり、自分の苦手と向き合えるようになります。

また、テストや課題でミスがあったときは、責めるのではなく、【次にどうすればうまくいくかな?】と建設的な視点に導く声かけを意識しましょう。

【失敗しても受け入れてくれる場所がある】と感じられる家庭では、子どもは安心して成長の階段を登っていきます。

勉強だけでなく、生き方そのものを支える土台になります。

 

⑥子どものペースを尊重する

周囲の子が英検を取ったり、先取り学習をしていたりすると、【うちも急がないと】と焦る気持ちになること、ありますよね。

しかし、学ぶことにはその子のペースがあることを忘れてはいけません。

早く進めばいいというものではなく、【理解の深さ】や【本人の納得感】が伴っていないと、先に進んでもすぐにつまずいてしまうのです。

しかし、大切なことは親の期待や周囲のスピードではなく、わが子の今をしっかり見ることです。

【この単元、もう少し時間かけてじっくりやろうか】【前より集中して取り組めるようになってきたね】など、子ども自身の変化や頑張りに寄り添う声かけをしていきましょう。

 

また、必要に応じて【休む勇気】も大切です。

子どもの心や体が疲れているときは、無理に進めず、ペースダウンすることも成長の一環。

一歩下がって深呼吸することで、次のステップにしっかり進める準備が整います。

 

焦らず、比べず。

わが子のペースに合わせた学びは、無理なく勉強を続ける力になります。

それが、長期的な伸びを生む隠れた土台なのです。

 

⑦子どもの【好き】に価値を置く

勉強に限らず、子どもが夢中になっていることがあると、【そんなことしてる時間があったら勉強しなさい】と言ってしまいがちです。

でも実は、【好きなことに没頭する経験】こそが、学力の土台になる力を育てる大切な要素です。

 

たとえば、図鑑を読むのが好きな子は、自然と知識を広げる読解力や集中力が身につきます。

絵を描くのが好きな子は、創造力や観察力が伸びます。

こうした非認知スキルは、後の学びや社会での活躍に直結する力になります。

【勉強につながるからやらせる】のではなく、【好きなことを尊重する】という姿勢が、子どもの自己肯定感を育て、学びへの前向きな姿勢にもつながります。

親がその興味に共感し、【それ、面白そうだね!】【もっと見てみたいね】と声をかけるだけでも、子どもは【自分は認められている】と感じ、自信を深めていきます。

好きは才能の芽です。

それを摘まずに育ててあげることが、子どもが【自ら伸びる力】を発揮する最大のカギになります。

 

家庭の工夫が子どもを変える

【頑張らせなくても伸びる子】

それは、ほんの一部の特別な子の話ではありません。

親の関わり方と、家庭の空気づくり次第で、どんな子にもその可能性は十分にあります。

 

この記事でご紹介した7つの工夫は、どれも派手なテクニックではなく、日常の中でできるシンプルなものばかりです。

 

①命令を減らし問いかけに変える

②親自身が学ぶ姿を見せる

③やる気の波に寄り添う

④プロセスをしっかり認める

⑤できないことを責めない

⑥わが子のペースを大事にする

⑦好きなことを尊重する

 

この7つを意識することで、子どもは【やらされる学び】から、【自ら育つ学び】へと自然にシフトしていきます。

 

親にできるのは、前に引っ張ることではなく、隣で支えること。

それだけで、子どもは自分の力で未来を切り拓くようになります。

焦らず、比べず、今日から少しずつ始めてみてください。

子どもが自ら伸びる力は、家庭の中にしっかりと根を張っています。

タイトルとURLをコピーしました