【教育小噺】子どもの学力はオンラインゲームとスマホ次第の時代になるのか | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】子どもの学力はオンラインゲームとスマホ次第の時代になるのか

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今回は【子どもの学力はオンラインゲームとスマホ次第の時代になるのか】と題し、お話をしていきます。

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エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

オンラインゲームと言えば、一昔前はゲーム好きな大人が高校生、大学生がするものというイメージが強かったです。

しかし、この10年で無料だけれどものすごいクオリティの高いゲームが登場し、プレイする年齢層も高校生から中学生、そして小学生と低年齢化しています。

 

私の一番上の子が小学5年生の時には無料ゲームのフォートナイトが爆発的に人気となりました。

クラス内でオンラインゲームができる環境の子は『何時にゲームに集合』と話をして、それぞれ下校していたようです。

ただし、全員が楽しくゲームをプレイしてるわけではありませんでした。

課金問題、親と約束をしている時間までにゲームを切り上げられない、同級生から『今退出するのか』と文句を言われるから抜け出せないというのが問題となり、該当する児童は放課後残って先生から指導されていました。

このように、オンラインゲーム依存と色々な問題が起きています。

その中でも最近注目を集めているのが、オンラインゲームで相手とやり取りができるチャットです。

読売新聞オンラインが9月14日に報じた警視庁とゲーム運営会社の実態調査によると『チャットを介した子どもが被害者となるトラブル』の最年少被害者は8歳ということが分かりました。

チャットの本人確認が不必要という点を悪用した形となっていると指摘していますが、チャットで知らない人とやり取りをしていることや、ルールを破って遊んでいるのが親にバレるのが怖くて、起きた出来事を親に伝えないという子もいるでしょう。

 

学校や習い事の友達だけで遊ぶだけならチャットのハンドルネームでも誰か特定することが出来ます。

親がメンバーを固定した時にだけ遊べると約束をしても、100%把握するのは難しい面もあります。

しかし、見ず知らずの人とプレイするとゲーム上では女の子であっても男性という可能性もあります。

チャットで会話をして個人情報を聞かれ、『この人は友達』と錯覚して子どもがうっかり自分の事を伝えてしまうことも考えないといけません。

 

そして、オンラインゲームに夢中になることで学力が低下していくという問題にも直面してしまうことも忘れてはいけません。

 

無料で楽しく遊べることの意味を親も考える

驚くくらいクオリティの高いゲームが無料でできるとなると親はどう思うでしょうか。

子どもからせがまれたら『まぁ、手持ちのタブレットでできるし』とか『無料だから家計の負担もないし』『親も好きだし』と思い、ゲームのプレイを許可する家庭は少なくないでしょう。

実際、私の周りでも『同級生と放課後遊ぶために』とオンラインゲームをOKした家庭もありました。

その家庭では、【オンラインゲームをする相手は絶対に学校の友達のみ】【時間厳守でプレイする前に抜ける時間を皆に伝える】【ルール違反したらゲームは禁止にする】という条件で子どもにやらせているようです。

 

我が家ではオンラインゲームは一切プレイしたことがありませんが、親という立場で一番魅力に感じるのが【手持ちの端末ですぐにそして無料でできる】という点です。

ゲームをするには、ファミコンが登場してから長い間、専用機とソフトが不可欠で、それが揃わないとプレイすることができないというのが常識でした。

それが今の時代は家にあるタブレット端末、パソコン、スマホでその日のうちにプレイできます。

とてつもなくゲームの敷居が低くなり、子どもが【みんなやっている】【自分だけやれないから学校の会話についていけない】なんてことを言ってきたら、親の方も【いいよ】と許可してしまう気持ちも理解できます。

ただ、その代償として何かが失われてしまい、トラブルを招くかもしれないということも同時に考える必要があります。

 

誘惑を断ち切れない子は学習時間が激減する

 

オンラインゲームは非常に魅力的で、【もうやめた】と放り投げるのがむずかしくなるような仕組みになっています。

課金問題があれだけ騒がれているのも【課金したくなる状況】になっているからです。

ゲームをして【スパッと切り上げる】というのは大人でも難しいのに、それが子どもならもっと難しいです。

さらに友達と一緒にやっているとなると、親が近くにいて直接声をかけない限り不可能に近いでしょう。

これはスマホの動画視聴やアプリゲームでも同じで、ずるずると使っていると【もっと見たい】【もっとゲームをしたい】という誘惑を自ら断ち切れず、あっという間に帰宅後の時間が過ぎていきます。

本当はやらなくてはいけない学校の宿題、塾の宿題、家の勉強も全部【もういいや】【明日やろう】と勉強を後回しにすることが常態化してしまえば、学力低下に拍車がかかります。

 

私も仕事をしている時に当時はインターネットの掲示板、チャット、ゲームが大好きな中学生と出会ったことがありましたが未来の高校進学や勉強は重要な事ではなく、【今楽しいことをするのが全て】という感覚で、恐ろしさを感じました。

少し前ならネット依存、いまではオンラインゲームやスマホ依存が深刻な問題になっています。

スマホを渡し、オンラインゲームもOKを出す場合、誘惑を断ち切れない子は学習時間が激減し、著しく学力が低下することも現実的な問題として親として立ち向かわないと行けない時がやってくる、という覚悟を持つ必要があります。

 

オンラインゲームとスマホは特別なモノ

オンラインゲームもスマホもすごく身近で多くの子どもがプレイしたり持っていたりするので【当たり前のもの】になっています。

親世代の頃のように『ファミコンで各自が持ち寄ったソフトで遊ぶ』という時代からガラリと変わり、世界中の全く知らない人とゲームができる時代を子ども達は生きていることがどういう意味なのかを改めて考えることも大切です。

使い方によってはトラブルを招き、本来は学業優先の子ども達にとって悪影響しか与えないということにもなります。

 

我が家では、私は経済的理由でファミコン世代ど真ん中ですがファミコンをしたことがないですし、夫もゲームとは無縁の生活をして大人、そして社会人になりました。

ただし、我が家にもゲーム機はあります。

夫が独身時代にDVDを見るために購入したプレイステーション2です。

コロナ禍であまりにも暇になり、押し入れの奥底に置いてあったプレステ2を引っ張り出し、中古ソフトを購入してサルゲッチュや桃鉄、みんなのゴルフなどをプレイしています。

それも、【夫が休みの日の1時間程度】というルールを決めています。

例外なのが、お正月やゴールデンウイーク、お盆休みのみで、まさに【ゲームは特別なこと】という空気を作っています。

全て許可してから厳格化するのは無理な話なので、OKを出す時が重要です。どのようなルールを作るか考えてください。

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