小学生の今から高校受験に向けて準備をしておくべきことは○○ | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

小学生の今から高校受験に向けて準備をしておくべきことは○○

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今回は【小学生の今から高校受験に向けて準備をしておくべきことは○○】と題し、お話をしていきます。

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高校受験といえば、【学力】が合否を左右するというイメージを持っている方が多いかもしれません。

もちろん、学力は大切です。

しかし現実には、公立高校を受験する場合、多くの地域で内申点、または調査書とも呼ばれる書類が合否に大きく関わります。

入試で提出する対象となる内申点は中学1年生から3年間、中学2年と3年、中学3年生のみと自治体によって異なるため、住んでいる地域の公立高校入試では何年生を対象としているのか小学生の時点で確認するのが無難です。

中学3年生のときのみが対象だと【別にその時に気をつければいい】と思ってしまうかもしれませんが、例えば、【中学1年生でも2年生でも概ね数学と理科が3で英語や国語や社会が4】という子が中学3年生になったらいきなりオール5を取る子になるわけではありません。

一度根付いた成績を急激に改善するということは難しいです。

 

高校受験本番まで積み重ねられていくので、中学1年生からしっかり教科の評定が良い状態になるよう意識してください。

内申点は定期テストの点数はもちろんですが、授業態度、提出物の期限厳守、忘れ物の有無、協調性、トラブルの有無など、学習面だけでなく生活全般が細かく評価されることがあります。

【コツコツ真面目に努力する子かどうか】が、数字として表れる仕組みになっているのです。

 

問題なのは、中学生になってからこれらを急に意識しても、子ども自身がすぐに行動を切り替えるのは難しいという点です。

提出物の期限を守る、授業に集中する、人間関係で余計なトラブルを起こさない、というのは頭で分かっていても、【そんなの当然】になっていなければ自然にはできません。

 

だからこそ、小学生のうちから内申点につながる行動習慣を少しずつ整えておくことが無難であり、現実的な受験対策にもなります。

親子で【提出物の締め切ることの大切さ】【積極性ややる気のある態度とは?】といった話題を共有することも立派な対策です。

中学生になってから慌てないためにも、早めに動き出すのが理想的です。

 

学習習慣と同じように、生活習慣もすぐには変わりません。

日頃からの小さな行動の積み重ねが、内申点という形で将来の高校受験に大きな影響を与える、ということを理解し、小学生の今だからこそできる準備を始めていきましょう。

そこで今回は、【小学生の今から高校受験に向けて準備をしておくべきことは○○】と題し、内申点対策などをご紹介していきます。

 

高校受験のカギを握る内申点

まず、公立高校受験において、カギを握るのは【内申点】です。

たしかに【テストで良い点を取っていれば合格できる】というのは正しいのですし、入試本番の筆記試験の結果は非常に重要ですが、【こっちの受験生か、あっちの受験生か】とボーダーライン上になった時に合否を決めるのは内申書次第になります。

地域によって呼び方も調査書、調査票とも呼ばれていますが、簡単に言えば中学校3年間で学校が記録する学業成績や生活態度などの総合的な評価を数値化したものです。

 

そして、当日の入試の点数と内申点をどのくらい重視するかは自治体、学校によって異なります。

【本番の入試と内申点を7:3で評価する】とする学校もあれば、【6:4】とする学校もあります。

内申点も5教科だけでなく実技科目を入れた9教科すべての評定を点数化し合否を判断するので、【5教科だけ頑張ればいい】というものではありません。

いずれにしても、公立高校を受ける場合は通知表の評価が進学を大きく左右するということは理解してください。

私の周りでも【授業態度に難があり人間関係のトラブルが多くて、これでは第一志望には受からないからてワンランクやツーランク下げるよう】と塾から指導されたというケースがありました。

内申対策に対するネガティブなイメージも根強いですが、中学生以降の人生は【目上の人に評価される】が常につきまといます。

そうしたことを全く気にしないと、受験や就職活動、そして社会に出てから子どもが困ることになります。

 

では、親も子も気になる内申点はどのようにして決まるのでしょうか。

まず、内申点は単なる【テストの点数】だけで決まるものではないということがあるということを忘れないでください。

もちろん、定期テストで良い点を取ることは前提ですが、内申の評価にはそれ以外の要素も多く含まれます。

具体的には、【授業態度】【提出物の期限遵守】【ワークやレポートなど課題の中身】【班活動での積極性】【挙手の頻度】【友人関係のトラブルの有無】など、日常の学校生活におけるあらゆる行動が評価対象となります。

 

たとえば、我が家の子ども①②の国立中学では、通知表の評価をつける際に【定期テストの点数はこの程度の割合を目指して欲しい】と言われたり、各教科の先生が行う小テストでも【この点数以上が取れていれば単元を理解しているとみなす】と区切りをつけていたり、課題を出す先生も評価をキッチリ記載して返却するなど【評定の基準】をハッキリ生徒側に伝えています。

つまり、たとえ定期テストで85点を取っていても、課題を毎回提出してなかったり、授業中の態度が悪かったりする子は、評価が【5】ではなく【4】になってしまうこともあります。

国立中学の生徒の親は教育熱心な方が圧倒的に多いので、先生側もクレームを言われないような対策を取っているのかなと個人的には感じています。

ただ、公立中学では【評定がかなり厳しい先生】【最上位層しか5をくれない】ということもあるので、学区の中学の評定の甘い辛い点も事前に把握しておくようにしてください。

実際、学力は十分あるのに【内申が足りずに志望校を下げざるを得なかった】という生徒もいます。

努力して勉強して、模試では合格圏に入っていても、3年間の生活態度の積み重ねによって、チャンスを逃してしまう。

しかもその原因が、テスト勉強とは無関係の【提出期限を守らなかった】【友人と度々トラブルを起こしていた】といったものであれば、親としても後悔が残ります。

 

さらに問題なのは、内申に必要な行動や習慣を中学入学後にアレコレ考え始めても、子どもはすぐには対応できないということです。

これらは、短期的に詰め込めるものではなく、長期的に身につけていくべき生活習慣や姿勢なので、【テストはそれなりに良いのに、評定が思っているのと違う】という状態を招いてしまいます。

提出物を期限通りに出す、忘れ物をしない、授業中にきちんとメモを取る、話を最後まで聞く、挙手をするという行動は、どれも急にはできるようになりません。

 

ですから、こうした習慣を身につけるためには、小学生のうちから家庭で少しずつ意識を高めていくことが大切です。

たとえば、学校の宿題を出すだけでなく【期限までに丁寧に仕上げることの大切さ】を伝える。

話の聞き方、ノートの取り方について親子で一緒に見直してみる。

こうした働きかけは、一見地味に見えますが、中学生活の内申点対策として非常に大きな土台となります。

 

つまり、内申点とは学力の【成績】ではなく、【人としての信頼度】のような側面も持ち合わせているのです。

その信頼が点数として表れる。

そう考えると、小学生のうちからの心構えや習慣づけがいかに重要かが見えてくるでしょう。

 

内申対策で小学生からできる準備とは

さて、高校受験における【内申点】は、単なる成績だけでなく、子どもの学校生活全体が映し出される指標です。

だからこそ、学力の土台を作るのと同じように、内申につながる生活態度や行動も、早い段階から整えておく必要があります。

そして、その【早い段階】とはまさに、小学生の今なのです。

まず、小学生のうちに定着させておきたい基本的な姿勢をいくつか挙げてみましょう。

 

1つ目は、提出物の期限を守ることです。

これは最も基本であり、最も多くの子どもがつまずくポイントでもあります。

中学生になると、教科ごとに出される宿題や課題が増え、しかも提出期限がバラバラです。

それをすべて自分で把握し、間に合わせるのは、日頃から【締め切り意識】が育っていなければ難しいものです。

小学生のうちに、たとえば【連絡帳に書かれた宿題を、前日にまとめてではなく毎日少しずつ進める】ような習慣をつけておくことで、時間管理の意識が自然と身についていきます。

 

2つ目は、学校からのプリントや連絡事項を自分で管理する力です。

連絡袋を親が確認するのではなく、子ども自身が【お母さん、先生からプリントもらったよ】と手渡す習慣を持たせる。

それだけで、情報を他者に正確に伝える意識や責任感が養われます。

中学では、提出すべき書類や進路に関する情報が一気に増えるため、早いうちから子どもが自分で管理する力を育てておくと安心です。

 

3つ目は、宿題を丁寧にこなすことです。

単に【出せばいい】ではなく、丁寧に、ミスなく、分からないところは考えながら取り組む姿勢を身につける、というアピールをすることも重要です。

かつて、小学生時代の私もやっていましたが、ドリルやワークの解答を答えを写して済ませてしまうと【学びの深さ】も【評価】も得られません。

中学校では、ノート提出も内申評価の対象となることが多いため、【きれいに整理されたノートを書く】【問題を解いた過程も残す】といった意識を今のうちから少しずつ取り入れていきましょう。

 

4つ目は、授業中の姿勢や話の聞き方です。

先生の目を見て話を聞く、頷きながら聞く、わからないときに質問するなど、コミュニケーションの基本を実践できるかどうかも、評価に直結します。

また、授業中に友達とおしゃべりをしない、ぼーっとしない、必要な道具を忘れないといった基本的な態度が内申点に大きく影響します。

これらも、中学に入ってからではなかなか急に改善できるものではありません。

 

5つ目は、人間関係のトラブルを起こさないこと。

とくに最近は、スマートフォンやSNSを通じたトラブルが内申に悪影響を与えるケースが増えています。LINEでの言い合いや、InstagramやTikTokの投稿内容が問題になり、信頼が損なわれると、それが子どもの評価に響いてしまうこともありますし、トラブルが発生したことで学校に通いづらくなることもあります。

小学生のうちから、スマートフォンの使い方を話し合いつつ【トラブルになりやすい言動】や【相手に迷惑をかけない使い方】を家庭で繰り返し話題にしておくことが非常に大切です。

 

これらの行動や習慣は、単に【いい子に見せる】ためのものではありません。

内申点に直結する【生活の質】そのものを高めていく力になり、最終的には受験だけでなく社会に出てからも役立つ土台になります。

 

また、こうした生活習慣を身につけるうえで、家庭の役割はとても重要です。

【内申につながる生活】とは何かを言語化して、親子で話題にすることが第一歩です。

【提出物って何がある?】【友達とトラブルを避けるにはどうしたらいい?】【忘れ物を減らすにはどんな工夫ができる?】といった問いかけを、ぜひ日常の会話に取り入れてみてください。

 

小学生の頃は、内申という言葉にも受験というプレッシャーにも、子どもはまだ感じないですみます。

だからこそ、自然な流れで良い習慣を身につけることができる今がチャンスです。

この時期に、親子で協力しながら内申につながる生活態度を育てていくことで、中学入学後もスムーズにスタートを切ることができます。

 

中学で差がつくポイントは【今すぐやる】

ところで、小学校では、学習や生活のペースは基本的に先生がリードしてくれます。

提出物の期限も繰り返し伝えてくれますし、忘れ物をしても注意で済むことが多いです。

しかし中学校に進学すると、その環境は一変します。

教科ごとに担当の先生が異なり、評価基準や指導のスタイルもバラバラになります。

科目数も一気に増え、提出物の数も質も小学校とは比べ物にならないほど多くなります。

このような変化の中で、子どもがすぐに適応できるとは限りません。

とくに、内申点に関わる【提出物を期限内に出す】【授業態度を良好に保つ】【定期テストに向けて計画的に勉強する】といった行動は、急にできるものではなく、小学生時代から積み重ねてきた生活の土台があってこそ、初めて成立するものです。

 

さらに重要なのが、内申点は中学1年生の1学期からすでに評価対象になっているということです。

高校受験では、中1から中3までの3年間の成績が内申書に記載されます。

その中でも特に重視されやすいのが中3ですが、内申点を安定して高く保つには、最初から良い評価を取り続けることが望ましいのです。

つまり、【中1の1学期は慣れるまで様子見で】という感覚で過ごしてしまうと、あとから巻き返すのはかなり困難になります。

 

どうしても、中学1年生で内申が思うように取れなかった場合、先生の印象が【やればできるけど、努力が続かない子】【授業態度など真面目さに欠ける子】となってしまい、その印象を覆すには時間がかかります。

中学の先生たちは、1学期からの積み重ねを評価していくため、最初の印象というのはその後の評価を決定してしまう可能性が十分あります。

 

一方で、中1から安定して内申点を確保できる子たちには、ある共通点があります。

それは、【小学生の頃から、生活全般がしっかりしている】という点です。

提出物は期限内に出すのが当たり前、忘れ物はほとんどしない、先生の話をよく聞いて行動できる。

これらは決して特殊な能力ではなく、家庭の中で日常的に意識されてきた積み重ねの結果なのです。

 

また、親子のコミュニケーションのあり方も大きく影響します。

中学生になると、反抗期や自立心の芽生えもあり、親が直接的に子どもに関わることが難しくなります。

しかし、小学生の段階から【提出物は前日にバタバタせず、早めにやっておこう】【お友達とのLINEのやりとりで嫌な気持ちになった、嫌な思いをさせてしまったらすぐに相談してね】といった声かけが日常的にある家庭では、子どもも自分で正しい判断の基準を持てるようになります。

 

これに対して、何も準備ができていないまま中学生活に突入すると、子どもは短期間で急激な適応を求められ、精神的にも大きな負担がかかります。

親がガミガミ言えば反発し、改善する機会を失い、その結果、テスト勉強も生活面も中途半端になります。

【頑張ってるのに評価されない】【なぜか成績が上がらない】と悩みながら修正しようとするのは、親にとっても本人にとっても、親にとっても大きなストレスになります。

だからこそ、【気づいてから始める】のでは遅いのです。

まだ小学生の今だからこそ、家庭で落ち着いて対策ができるこの時期から、内申点につながる行動を少しずつ見直しておくことは、まだ少し先のの高校受験で大きな武器になります。

 

もちろん、すべてを完璧にする必要はありません。

大切なのは【意識を持つこと】、そして【子どもが成長していく過程に、親が寄り添うこと】です。

提出物を管理する、丁寧に宿題を仕上げる、人間関係でトラブルを避けるといった行動の背景には、それを支える価値観や生活習慣があります。

それらを親子で共有し、対話しながら育んでいくことが、中学でつまずかない最大の準備なのです。

 

内申対策は【今】だからこそ始められる、未来への準備です。

高校受験を意識する上で、【内申点】はテストの点数と並ぶ大切な評価項目です。

しかも、その中身は学力だけではありません。

むしろ、普段の生活態度、提出物の管理、授業への向き合い方、人間関係のトラブルの有無など、【日常の信頼】の積み重ねがそのまま数字になるのが内申点です。

いくらテストで点が取れても、こうした行動面で評価が極端に下がってしまえば、志望校の合格圏に届かなくなることもあります。

だからこそ、小学生のうちから、【時間を守る】【指示にきちんと従う】【約束を守る】といった行動習慣を、家庭で意識的に育てていくことが重要なのです。

 

中学生になると、生活が一気に忙しくなり、本人の自立も進んでいきます。

親が口を出せる範囲は限られていきます。

そのときに、すでに習慣として身についているかどうかで、大きな差が生まれます。

 

内申対策は、短期間で結果が出るものではありません。

だからこそ、【まだ早い】と思える小学生の今こそが、最も始めやすく、最も効果がある時期なのです。

目指すべきは、テストの点だけでなく、【この子は信頼できる】【この子なら高校でも頑張れる】と先生が自然に思えるような行動ができる子どもに育てること。

それは、受験の先を見据えた、人生に役立つ力でもあります。

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