小学校6年間 成績上位をキープするには | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

小学校6年間 成績上位をキープするには

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今回は【小学校6年間 成績上位をキープするには】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

子どもの勉強の心配というのは小学校に入り、学年が上がるにつれて悩みも大きく、そして深まるようになります。

巷で言われる小4の壁、小学5年生の割合を筆頭にした算数の難化に対応できるかどうか親として色々と考えていきます。

中学生になれば公立中学校でも定期テストが行われて校内順位が出て我が子のリアルな立ち位置が分かってしまいます。

中学校の成績は小学校5年生頃に出来上がっていく学力グループがそのまま受け継がれることもあり、【小学校6年間を成績優秀な子がそのまま成績上位層になる】という流れが一般的です。

成績上位を維持するには、才能だけでなく、日々の積み重ね、学ぶ姿勢、周囲の環境が大きな役割を果たしています。

それでは、どのような子がずっと成績が良い状態を保てるのか気になると思います。

 

小学校6年間を通して成績上位をキープする子には、共通するベースとなる特徴があります。

まず、学習習慣が早くから身についており、毎日の宿題や復習を当たり前のこととして継続しています。

また、好奇心が強く、【なぜ?】【どうして?】と、物事の本質に関心を持ち、自分で調べたり考えたりする力があります。

授業中の集中力も高く、先生の話をよく聞き、発表にも積極的です。

こうした子は、努力を継続できる精神力と自分を律する自己管理能力があり、時間の使い方や優先順位の判断も上手です。

また、家庭環境の影響も大きいです。

ずっと成績優秀な子の親は学習を無理に押しつけず、子どもの性格を考えて自然な関わり方で習慣を支えています。

加えて、家庭内の雰囲気も安定しており、安心して学びに集中できることも重要なポイントになります。

いくら親が先取り学習、幼児教育に力を入れていても、【強制的にやらせる】【子どもの学力を無視したレベルの問題を解かせる】だと、勉強する意味を見いだせない子は小学校4年生頃くらいになると勉強嫌いになってしまうこともあります。

そこで今回は、親として気をつけたい成績上位を6年間キープするコツをご紹介していきます。

 

基礎を大切にする

まず、小学校6年間で成績上位をキープするためには、【基礎を大切にすること】が重要です。

基礎とはすべての学習の土台であり、どんなに難しい内容も、その根底には基本的な知識や考え方があります。

例えば、算数で言えば九九や繰り上がり繰り下がりの計算、国語で言えば漢字の読み書き、文の構造理解などが基礎にあたります。

これらをしっかり身につけている子は、学年が上がって内容が複雑になっても、理解がスムーズで応用も効きやすいです。

逆に、基礎が曖昧なまま次から次へと新しい単元を学び、進級してしまうと、授業内容が少し難しくなるだけで躓きやすくなり、学力の伸びにブレーキがかかります。

とくに小学校高学年になると、文章題や抽象的な考え方が増え、基礎の理解が浅いと【問題を読んでも何をすればいいのか分からない】といった状態になります。

私が塾で仕事をしている時も、計算問題や漢字の読み書きはスラスラ解けていた子が、文章題や複雑な計算、割合などの単元に入ると【勉強が嫌だ】となってしまう子が多数いました。

こうなると勉強に対する苦手意識が生まれ、学習意欲そのものが下がってしまいます。

 

どの単元でも【基礎】となる知識があり、その基礎の部分も学年が上がればレベルアップしていきます。

難易度が上がる中でも、それに対応していくにはその都度求められる基礎学力をブラッシュアップしていく必要があります。

そもそも、基礎を丁寧に学ぶ姿勢は【学習習慣の土台】でもあります。

簡単な内容でも丁寧に取り組むクセがついている子は、ミスが少なく、テストでも高得点を安定して取ることができます。

それができるのも、日々の反復練習や復習を怠らず、コツコツ積み上げてきた成果です。

漢字、計算、語彙、読解の4つは、どの教科にもつながる基礎力なので、日常的に大切にすることが成績上位キープに直結します。

そして何より、基礎を大切にすることは【自信】につながります。

【これは分かる】【これは得意】という感覚が積み重なることで、学ぶことに前向きになり、さらに意欲的に取り組むようになります。

この好循環を早くから作ることが、長い小学校生活を通して成績上位を維持する上での大きなカギなのです。

基礎を大切にすることは、今の理解を助けるだけでなく、将来の学びを支える準備でもあります。

【簡単だから】と軽視せず、一つひとつの基本を丁寧に積み重ねることが、確かな学力を育てる最も確実な方法なので、基本を盤石なものにしていきましょう。

 

間違いを放置しない

さて、子どもが小学校6年間という長きにわたる学校生活で成績上位という地位をキープするためには、【間違いを放置する】ということをしないよう気をつけていきましょう。

間違いには【自分がまだ理解していない部分】や【考え方のクセ】【ミスをしやすい問題のジャンル】が表れており、それを見直すことが次の学びに直結するからです。

テストやドリルでミスをしたときに、【たまたまだ】【仕方ない】として流してしまうと、そのまま同じ部分で何度もつまずいてしまい、学力が伸び悩む原因となります。

小学校では、学習内容が段階的に積み重なっていくため、一つの間違いを放置すると、それが次の単元での理解不足になります。

たとえば、分数の理解が不十分なままだと、割合や比の単元でもつまずくことになります。

国語でも漢字の書き間違いや意味の取り違えを放っておくと、文章全体の読解力や表現力にも影響が出ます。

こうした間違えの放置は小学校3年生以降に学力差として目立ってきます。

こうした【見過ごされた間違い】が少しずつ積み重なることで、気づかないうちに学力の差が広がってしまうのです。

 

逆に、間違いをその場で丁寧に見直す習慣がある子は、自分の弱点を自覚し、それを克服する力がつきます。

【なぜ間違えたのか】【どうすれば次に同じミスをしないか】と考える過程は、単なる知識の習得を超えた【思考力】や【分析力】を育てます。

これらの力は、中学以降のより高度な学習でも必要とされる重要な力です。

 

さらに、間違いを受け入れて修正する姿勢は、学びに対する【謙虚さ】【前向きさ】と【粘り強さ】も育てます。

成績上位を維持する子どもたちは、必ずしも全てを完璧にこなしているわけではありません。

むしろ、間違えたときに【次にそなえて】と考えて、そこから学びを深める力を持っています。

このような勉強との向き合い方は自己肯定感や学習への自信につながり、結果的に成績の安定にもつながります。

【間違いを放置しない】ことは、単にテストの点数を上げるためだけでなく、深い理解力、応用力、そして学び続ける力を育てるための土台になります。

間違いは成長のチャンスであり、それを活かすかどうかが、成績をキープできるかどうかの分かれ道になります。

 

メンタルが安定している

ところで、子どもの成績を小学校6年間成績上位をキープを目指すには、知識を増やすことや学習習慣だけでなく、【子どものメンタル】、つまりは心の安定がカギを握ります。

メンタルが安定している子どもは、学習に対する集中力が高く、困難に直面しても粘り強く取り組む力を持っています。

逆に、心が不安定な状態では、いくら能力があっても勉強をする時としない時の波があり、テストで実力を発揮しにくく、成績の維持が難しくなります。

まず、メンタルが安定している子は、【失敗しても大丈夫】と感じられる安心感があります。

テストで思うような点が取れなかったときも、必要以上に落ち込まず、次にどうすればよいかを前向きに考えることができます。

この【失敗を受け止めて前に進む力】は、長く安定して学び続けるうえでとても大切です。

逆に、不安やプレッシャーに弱い子は、ミスを過度に恐れたり、チャレンジを避けたりする傾向があります。

 

また、心が落ち着いている子は、授業中の集中力も高く、先生の話をしっかり聞いて理解し、自分の意見を発表する余裕も持てます。

友達との関係が安定していることも、学習への集中を支える重要な要素です。

不安定な人間関係に悩んでいると、どうしても気持ちがそちらに向いてしまい、学習どころではなくなってしまいます。

メンタルが安定しているということは、学校生活全体に安心感を持ち、自分のペースで過ごせます。

さらに、心の安定は【自己肯定感】とも深く関係しています。

自己肯定感が高い子は、【自分にはできる】【努力すれば伸びる】と信じているため、努力を継続するモチベーションも保ちやすくなります。

このような子は成績に一喜一憂することなく、自分のペースで淡々と勉強に取り組むため、結果的に長期的に成績をキープできます。

 

つまり、小学校6年間の安定した学力の裏には、知識や学習量だけでなく、【安心して学べる心の土台】があるということです。

私も塾で出会った子の中で、メンタルが不安定な子は安定させるような声がけをして、少し改善傾向になってから勉強に力を入れるという流れを作ることを意識していたので、最初からメンタルが整っている子に比べると、どうしても遅れてしまいました。

子どものメンタルを整えることは、学習面だけでなく、将来の成長にもつながる大きなメリットをもたらします。

家庭でも、【安心感】と【親から愛されている】という気持ちを育てる接し方をしていくことが大切です。

頑張りを認めて言葉で褒め、失敗も受け入れる姿勢を持つことで、自己肯定感が育ち、心が安定します。

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