今回は【コスパ最強 学習漫画で小学生から大学受験に備える】と題し、お話していきます。
YouTube版
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透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
楽しく子どもの学力を鍛える、成績を上げていくときに今の時代に欠かせないのが、学習漫画です。
親世代の頃も学習漫画はありました。
しかし、主に歴史がメインであり、全ての教科をカバーするという物ではありませんでした。
今、それなりの規模の本屋さんに行くと、子ども向けの本のコーナーには必ず学習漫画が目立つ場所に置かれています。
しかも、歴史だけでなく、算数や理科、国語や算数、英語とほぼ全ての教科をカバーする学習漫画が出版されています。
中には大ベストセラーとなり、年間売り上げでも上位にはいるようなシリーズもあります。
出版不況、少子化というのがウソなのではと思いたくなるくらい充実しており、ある意味選ぶのに悩んでしまうという状況です。
我が家でも子ども①が小学校2年生くらいからドラえもんの科学ワールドを手始めに学習漫画と接点をもつよう誘導してきました。
その当時は【小学校の理科の知識を少しずつ増やしていく】という意味合いで購入してきたのですが、子ども①が学年が上がってから学習漫画の偉大さを感じることが多々ありました。
まず、中学生になって理科や社会は小学校の内容をさらに専門性が増した学びになるのですが、その際に基礎固め的に学習漫画を再度読み直して知識の抜けを防ぐことや、実は中学生で学ぶような内容もサラッと書いてあったりしていることに気がつき、【ドラえもんに感謝!】と中学生になった子ども①②が騒いだこともあったのです。
とくに理科と社会は興味関心の有無によって知識をスムーズに定着させるかどうか違いが出ます。
また、学校で学ぶ前にある程度の基礎的な知識を持っている子もいるので、そうした点からテストの点数の違いも出やすいです。
ちなみに、私は小学生時代に勉強もしない子どもでしたが、社会の学習漫画をよく読んでいたこともあり、社会科はノー勉でも満点や高得点を連発していました。
身をもって学習漫画のパワーを感じていますし、子育ての中でも学習漫画を積極的に活用してきました。
ただ、親としては学習の入り口、小学生がメインで中学生になると徐々に離れていくというイメージが強いと思います。
しかし、子ども①が高校生になってから実はめちゃくちゃコストパフォーマンスがすごいアイテムだと感じるようになりました。
1.共通テストの地理や歴史総合対策
2022年度から高校では学習指導要領が改訂となりました。
小学生の改訂に比べると大々的に取り上げられていませんが、かなり親世代の頃とは変わってしまいました。
まず、社会では世界史A、BといったAとBで分類される科目がなくなりました。
ザクっとした言い方ですが、以前のAにあたる【地理総合】【歴史総合】を新設し必履修科目としています。
もちろん、Aよりも近現代史が充実しているという変更点があるので、まるっきり同じというわけではありません。
以前の世界史Bや日本史B、地理Bのような科目と同じような扱いになっている【地理探求】【日本史探求】【世界史探求】も含めて、国公立大学を受ける場合は共通テストで【地理総合 地理探求】【歴史総合 日本史探求】【歴史総合 世界史探求】を選択することになります。
また、公民でも選挙権が18歳に引き下げとなったこともあり、【公共】が新たに加わり、学校での必修科目となりました。
共通テストも2次試験で受ける大学の学部学科によって社会科目の必須科目数が異なるため、高校生にとっては以前にも増して【どの教科も軽視できない状態】になってると思っていいでしょう。
とくに歴史総合は日本史と世界史の要素が含まれているため、日本史が好きだから日本史探求を専攻した場合も結局は大学入試で世界史のことも勉強していく必要があります。
これは高校生になってから勉強するよりも、小学生の頃から学習漫画を利用して世界史の素養を身につけることや、高校生で歴史総合を勉強する時に教科書を読むことと並行して学習漫画を読んで時代の流れを把握するということもプラスになります。
我が家の子ども①は地理選択の理系なので、歴史総合は学校のテストのみ受ける、だけで済みますが、多くの日本史探求または世界史探求を選択する高校生は【日本史、または世界史が混じる近現代史】の対策をしないといけません。
子どもがまだ小学生であっても、高校生になってから、大学受験に備えて学習漫画を活用し、長い年月をかけて歴史の知識を定着させていくのがベターです。
2.理科に特化した学習漫画は強い味方
学習漫画と相性が良いと個人的に感じる教科があります。
まず、社会です。
これに異論を唱える方はあまりいないと思うくらい、学習漫画と言えば昔から社会の単元、とくに歴史をカバーしている鉄板シリーズが多数あります。
その次に相性が良いと思っているのが理科です。
理科も漫画でストーリーを描きつつ、その中で理科の実験などを落とし込むことができ、登場する子どもたちの成長を通じて実験の様子を楽しく理解できます。
理科系の学習漫画はテレビアニメ化にもなっている【サバイバルシリーズ】や【つかめ!理科ダマン】といったベストセラーシリーズを始め、【ドラえもんの科学ワールドシリーズ】もあり、かなり充実しています。
自分の子ども時代にこうした漫画があればよかった、と心の底から思っています。
さて、我が家の子どもたちが理科系の学習漫画でとくに気に入っているのが【実験対決シリーズ】です。
1冊ごとにテーマを決めた内容になっているため、例えば子どもが【電気の分野がよく分からない】という時は、実験対決の電気に関する1冊を読むと、理解を深める手助けになります。
そして、理科系の学習漫画を読むと、高校に入って化学、物理、生物、地学と理科が4分野に細かくなり、一層高度な内容を学びます。
その際に【この辺りが弱いな】と感じたら手軽に基本知識を確認できる、理解不足を補うことができます。
2024年の春に高校生となった子ども①も、学校の勉強している単元を学習漫画を読んで【なるほど】と納得して再び勉強をしているということが何度もあります。
覚えることも多いので、分厚い教科書を読むより手軽に学習漫画を読んで一旦リフレッシュして、再度問題を解くということをしているようです。
理科も社会と同様に興味関心の程度でテストの点数が変わるという教科です。
理科に特化した学習漫画がたくさん出版されているので、使わない手はありません。
3.小学生から楽しく知識を増やすが勝ち
学年が上がれば上がるほど、学校の勉強は難しくなります。
そんなことは誰もが知っていることですが、【難しいな】と感じてしまうと自分から積極的に勉強する意欲というのはなかなか湧いてこなくなります。
勉強している様子を見た親はドリルや問題集などに取り組むよう躍起になったり、場合によっては塾に入ることをすすめることもあります。
ただ、親がアレコレ動いても、結局は勉強するかしないかは子どもの気持ち次第になってきます。
辛いと思えば学習時間を増やすことも難しくなります。
学習漫画は、こうした【勉強=辛くて面倒なもの】とは真逆な立ち位置にありますし、子どもにとっても【学習漫画なら読んでもいいよ】と手にしてくれる可能性がかなり高いです。
私も塾で経験していますし、3人の子どもの子育てでも実感しているのが【楽しく学ぶに勝るものはない】ということです。
ガミガミ叱られながら、説教されながら勉強する場合と、お笑い要素も含めた明るい雰囲気で勉強するとでは子どもの気持ち、【頑張りたいな】という気持ちが自然と出てくるかどうかも違います。
漫画だけれどためになる。
漫画だから親に見つかったら叱られるかもしれないけれど学習漫画だから叱られない。
漫画だから楽しく知識を増やすことができる。
子どもが学習漫画を読むことで、テストの点数が上向きになり、勉強に対して前向きになるきっかけとなることもあります。
まとめ
学習漫画は小学生の時だけ、というイメージが強いですが、今の学習漫画はかなり充実しているので小学生だけと思わずに、中学生そして高校生になっても利用できるだけの価値があります。
かなりの数の学習漫画が出版されているので、まずは子どもに合う本を探してみてください。
本屋さんで立ち読みができない時は、自治体の図書館や学校の図書室を上手に活用して子どもの好きそうなシリーズを見つけてみましょう。
インターネットで評判が良い、お友達がおススメしてくれた学習漫画が必ずしも子どもに合うとは限りません。
理科ならこれ、社会ならこれ、と考えたり、地理ならこれ、歴史ならこれ、と子どもが楽しく読んで知識をグングン吸収するシリーズを探してみてください。