トップ高校に行けるかどうか 小5年生での目安 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

トップ高校に行けるかどうか 小5年生での目安

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今回は【トップ高校に行けるかどうか 小5年生での目安】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

トップ高校を目指す、という言葉を聞くと【中学生を対象にした言葉】と受け止める人が多いでしょう。

しかし、実際は小学校高学年の時点で学力グループ上位層にいる子がトップ高校を目指すので、【中学からが勝負】ではなく【小学校5年生くらいである程度絞られてくる】ともいえます。

ただ、【小5で全てが決まる】という意味ではありません。

中学以降の伸びしろに大きく関係する【学力の土台】と【思考力や読解力】がこの時期にほぼ完成し、リアルな学力差が目立ち始めてきます。

塾でも、小学校4年生までの勉強は理解できている優等生の子の中でも【最小公倍数や最大公約数でミスをする子】や【割合のシステムを理解するのに時間がかかる子】もいました。

国語に関しても漢字の読み書きを気をつけていれば何とかなっていた子も【登場人物の心理描写がよく分からない】【説明文の指示語がどこを指しているのかという問題が苦手】と感じるようになってきます。

学力グループの上位層でも更に2分割、3分割されていきます。

子ども①の同級生でも【ずっと6年間カラーテストで満点か90点以上を取り続けていて進学先の学区の中学でも最上位層だった子】がトップ高校に合格していました。

 

将来的にトップ高校に合格する子はこうした学力上位層の中でも、小学校5年生の勉強をこれまで通りに学ぶ内容を理解してスラスラ問題を解いていけるという特徴があります。

子ども自身が小学校5年生の勉強に対して乗り越えていこうという気持ちがないと、簡単に、そしてテストの点数で満点や高得点を取るということが難しくなってきます。

とくにトップ高校を目指しているという親子にとっては、【小学5年生の勉強にすぐに対応できるかどうか】が受かるかどうか一つの目安になると思っていいでしょう。

 

小学校5年生は中学受験の世界でも勝負の学年と言われており、子どもの勉強や学力差がますます広がるターニングポイントの時期です。

そこで今回は、小学校5年生の時点で見えてくるトップ高校に行けるかどうかの目安をご紹介していきます。

 

基礎学力があり努力するのが当たり前という感覚がある

まず、小学校5年生で【トップ高校に間違いなく入れるだろう】と周囲の人が思う子というのは、盤石すぎる基礎学力があるだけでなく【努力するのが当たり前】という感覚で勉強に取り組んでいます。

スポーツの世界でも、名を残す人は他の人の何倍も努力をします。

そういう選手たちは【努力するのも才能】と言われるくらい努力を続けているとよく言われています。

【努力を続ける】というのは口では簡単に言えますが、実際にできるかどうかはかなり怪しいです。

多くの人は諦めてしまいます。

これは勉強の世界でも同じで、学業不振の子が意を決して【明日からテスト対策を頑張ります!】【休みの日は1日8時間勉強します!】と宣言しても、結局それを実行し、継続させられる子というのはほぼいません。

私が塾で出会った子達を思い出しても、中学生の時点で学力上位層の子は小学生の頃にすでに賢く、そして【勉強をするのが当たり前】【勉強しないのはちょっと変な感じ】という状態に仕上がっていました。

小学校5年生の時点でこの感覚がないなら、どうにかして身につけるようにしていこうと思っても、反抗期や思春期に突入するので親の言うことはまず聞きません。

親が無理矢理勉強をさせよう、毎日しっかり学習時間を確保しようとしても、いきなり勉強させられる子どもは納得することができません。

勉強させたい親と、勉強したくない子どもとの間で言い争いが絶えず家庭内が不穏な空気に包まれてしまいます。

こうなると、勉強どころではなくなります。

 

小学校5年生の学びは1回の授業ですぐに理解できる子というのは少数派で、何度も復習をしたり教科書を読んで理解を深めていく必要があります。

この時に、【学びに向かう姿勢があるかどうか】が学力グループで最上位層にいられるかどうかの分かれ目になります。

【努力するのが当たり前】と思っている子は、解けなかった問題を自分で解き直そうとする姿勢があります。

一方、努力したくない子は解けなくてもそのまま放置したり、答えを聞いて書くだけという楽な方に長されていきます。

小学生は正直なので、楽をしたい時は先生に【答え教えて】とストレートに聞いてきたり、なんとか授業時間を雑談で消費させようと必死になります。

小学校5年生頃になると勉強への取り組み方も個人差が出てきて、楽をする方に流されていく子は【サクッと楽に勉強をしたい】という言動が増えてきました。

反対に、真面目に勉強をする子は小学校5年生くらいから分からないことを積極的に質問したりと学びの姿勢もグッと成長してきました。

こうした両者の違いは高学年、そして中学進学後の成績にもダイレクトに反映されてしまいます。

 

思考力や読解力と好奇心旺盛さがあるか

さて、小学校6年間の勉強の流れを考えると、小1から小3年生までは【具体的かつ感覚的な学び】が中心で、小学校4年生頃からパット見て答えがすぐに分かる単元が減っていき、小学校5年生以降になると算数であれば割合や速さ、体積、最小公倍数や最大公約数、そして複雑な文章題など、抽象的思考が必要な単元が急増します。

サクッと解ける学びではなく、【こういう条件で考える】という段取りが必要な勉強になっていきます。

国語でも中学進学が2年後に迫っているので説明文や論説文が増え、【読み取って考える力】が問われますし、小学5年生向けの文章は読書習慣のない子にとっては読んでいても難しくて内容をすぐに理解できないものになります。

理科と社会の勉強もいよいよ本格的なものとなり、【図表や資料を読み取る】【こうなる理由を説明する】という学びへと変化していきます。

そして、理科と社会の特徴の一つでもある【覚えないといけないこと】もドカンドカンと増えてきます。

正しい知識を覚えている前提で解かないといけないので、家庭学習でも理科と社会の勉強時間を確保していないと学校内容が定着できなくなります。

 

子ども①②③の小学校の理科や社会を見ていると実験やキットを使って勉強することや校外学習での勉強とグループ活動も多いので、【楽しい教科】という感覚になりがちで、小学校5年生以降の【色々な知識を暗記した上で問われるテスト】とのギャップもあり、理科社会の成績が低下する子も増えてきます。

理科と社会は興味関心の有無で知識の吸収量やテストの点数も変わってくる教科なので、小学校5年生以降を見据えて早い段階から学習漫画を取り入れていくと【学ぶ上で必要な知識】を事前に知っておくことになり、子どもにとってプラスになります。

 

個人個人の思考力、読解力がどの程度あるかで、学力に差が出やすくなる学年です。

これまで通りに親が準備した教材を淡々と解いているだけではプラスアルファの力がつきにくくなり、【もっと色々と知りたい】という学問への好奇心旺盛さがあるかどうかで成績の伸びも決まっていきます。

 

応用問題へのチャレンジ精神の有無

ところで、小学校5年生になるとより一層応用問題に対する取り組み方の個人差が目立ってきます。

【努力する子】【受け身の子】というように子どもの勉強への向き合い方は低学年の頃でも違いは生じますが、5年生以降はプラスして【応用問題を嫌がるかどうか】も加わります。

そして、それに伴い学力グループも細かく分かれていきます。

受け身の子というのは親の指示通りの勉強をしてきた子であり、そういう子の中には低学年の頃から優等生として走り続けている子もいたりします。

学力上位層にいるけれど、成績が停滞気味な子です。

その一方で、学校の勉強だけでは物足りない子が、自ら発展問題や読書などに取り組むようになり、飛躍的に学力を伸ばす子もいます。

応用的な問題へのチャレンジ精神の有無は、小学生の学力や将来の伸びを大きく左右し、結果としてトップ高校への道へと進む子を生み出します。

ちょっと信じられないかもしれませんが、勉強を【考えることそのものを楽しめるかどうか】で判断する神童さんタイプの子もいます。

子ども①②の周囲には、【成績を上げたいから勉強を頑張る】ではなく【自分の知らないような問題を解きたい】と応用問題へのチャレンジをする子がいますが、概ねそういう傾向が一段と強くなるのが小学校高学年になってからでした。

そこまでではないにしろ、やはり応用問題との向き合い方というのは大切なポイントになります。

 

多くの子は授業を聞いて類題を解いていけばテストの基本問題は解けます。

しかし、応用問題は自分で考えて組み立てる力、与えられた情報から正確に推し量る力がないと解けませんし、そもそも【こういう問題を解けるようになりたい!】【間違ってもいいからとりあえず解いてみよう】という気持ちがないと応用問題を避けて基本問題ばかりを解くようになります。

こういう姿勢を貫くと応用力を鍛えることができなくなります。

好奇心や挑戦する心がある子は、未知の問題にも立ち向かえる勇気があるので、自ずと学力を鍛えていき、トップ高校合格に近づくことになります。

もし、トップ高校を目指すのであれば【小学校5年生時点で我が子はどのように勉強と向き合っているのか】と考えてみてください。

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