【教育小噺】子どもの教育方針を話し合うメリット | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】子どもの教育方針を話し合うメリット

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今回は【子どもの教育方針を話し合うメリット】と題し、お話をしていきます。

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エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

塾で見聞してきたことと、自分が現在進行形で経験中なので断言できます。

夫婦揃って子どもの教育方針が100%一致、は無いに等しいです。

本当に完全なる意見の一致は夢物語的なのが【家庭の教育方針】です。

夫婦で話し合いをしていると、ついついヒートアップして、本来ならまず取り上げたい『どうしたら子どもの長所を伸ばせられるのか』ということを置き去りにして感情的になりやすくなります。

 

受験学年になっていきなり方針を語るのではなく、幼児期、低学年の頃から長期的&短期的な目標と方針を夫婦で確認していくことが大切です。

中学受験激アツな地域に住んでいる場合、乳幼児期から教育方針を考える家庭が多いと思います。

例えば、就学前は体力つけるために運動系の習い事。

それに並行してピアノやバイオリンの音楽系。

年中、年長からは公文で計算力をつけ、小学校3、4年で通塾スタート。

企業の年間事業計画書のように、家庭ごとの教育方針が決まっていることでしょう。

 

低学年から子どもの教育方針を確認する理由

それに比べると地方は、大半が入試=高校になるので、小学1、2年生から今後の方針を夫婦で話し合うのは稀です。

地方都市の教育熱高いエリアですと、親が羅針盤を持って方角を取る家庭も一定数います。

また、中学受験をする家庭では小学校低学年から色々と情報収集をしていきますが、多くの家庭は小学校高学年から中学校入学前後に【塾はどうするか】【高校はどの辺りを狙おうか】と考えるようになります。

私が住んでいる地域の中学校でもクラスの9割近くが塾や通信で勉強している、と聞いているのでやはり中学生になってから子どもの教育に関して積極的に動く親が増えているのが分かります。

その一方で、親世代とは比較にならないほど、地方でも学力格差が広がっています。

 

これも中学受験組の存在、小学生から塾通いをしている子がいて、学力ピラミッドで考えると、クラスの上位層の賢さが親世代の頃よりもかなり鋭いくらい尖っていると思っていいです。

そうした現実と、中学生に入ってから教育方針を考えようとしても、やはり思春期真っ最中の子どもと穏やかに勉強の話をするというのはかなり難しいです。

都会、地方どこに住んでいても低学年から方針を夫婦間で話し合い、子どもに確認するのがベターです。

小学校1、2年生、つまりは7、8歳になり少しは親の手を離れたかな、と思ってもまだまだ子どもです。

とはいえ、親が子どもの勉強に関心があるかないかで子どもは『勉強する・勉強しない』の別れ道を選択します。

親がサポートしない、見てくれないなら勉強しなくてもいいや、というのが私のケースです。

学校の様子や授業の進捗状況(繰り上がりのある筆算までやった等)を子どもの前で何気なく会話している親と、「宿題は?!」と言うだけで確認作業ゼロの親とでは、子どもが安心するのは圧倒的に前者でしょう。

ただし、【しつこく聞く】【ガミガミ言う】【他の子と比べる】【子供の意見無視】はNG行為です。

子供が高学年や中学生になった途端に、教育方針を掲げると子供が「今まで無視はなんだったの?」と衝突する確率が高くなるので、やはり低学年から道筋立てておくべきでしょう。

教育方針は子どもの性格を踏まえて考える

教育方針を考える場合、子どもの性格に沿っていないと倒れる可能性が高くなります。

一方通行な考えを押し付けると、必ず歪みが生じて夫婦喧嘩や親子不和につながるので要注意です。

一番上の子の教育方針が二番目の子では通用しない、という感じですね。

認識のズレを避けるためにも、子どもの性格を夫婦双方が述べ合うことが必要です。

意外と母親が感じる子どもの性格と、父親が感じる性格が違うことがあります。

 

しっかり話し合うことで、お互い知らない部分が見えてきて、より深く子供を理解できるようになります。

例えば、塾選びをする際も勝ち気で周囲と競争するのが好きなタイプの子と、先生に質問しながら勉強するのが合っている子では適切な塾というのも違ってきます。

親が中学受験に特化した塾に通わせたくても、子どもの性格上ちょっと無理、ということもあります。

親の願望をそのまま教育方針に乗せるのではなく、子どもの特性を尊重して考えるのが一番子どもにとって幸せなことです。

また、子どもが元気に過ごしているというのは家庭の雰囲気、夫婦関係もギクシャクせずに済むので親の希望は横に置いて考えましょう。

教育費のことは幼児期から考える

勉強以外にも小さい頃から子どもに色々やらせようとすると、お金がかかります。

小さい頃は月謝がお手頃でも学年が上がるにつれて上昇します。

習い事は子どもの得意な分野を見つけたり、情操教育にもつながるため今も昔も教育に関心の高い家庭では何かしらの習い事をさせています。

しかも少子化が進んで、様々な習い事の宣伝が低年齢化しております。

たとえ通園前だからと言って、その習い事が本当に役に立つのか、とシビアな消費者目線で見極める必要性が年々高まっていると感じます。

 

教育産業に身を置いていた人間なので、昨今は顧客争奪戦が激化しているのは分かります。

親は子どもがかわいいのでお金をかけて習い事させて、何か才能があるのでは?、と夢を見てしまいます。ある意味それは正しい親なのかもしれません。

けれど、将来の学費を考えると無駄な出費は抑えておいて、来るべき時に支払い可能な状態で子供の背中を押す方が正しい親だと個人的に考えています。

子どもの性格や才能にフィットした運動系や音楽系の習い事を選択する際、夫婦で話し合い、始める前でもいつまで続けさせるのかといった、ゴール地点まで決めておくことをおススメします。

 

なぜ辞め時を決めるのかというと、塾などの勉強系のお金が小学校高学年、中学生になるとかなりの額になるからです。

とくに大学進学にはまとまったお金がかかるので、教育方針の中でも【どの位のお金を毎月出せるか】という話も夫婦で避けずにしておきましょう。

大学進学の場合、地方ですと、経済的な余裕がない限り首都圏の私立大学に通わせるのはきついので、本命は国公立大学になりがちです。

 

ただ、都会の子も全員が私立に入れるほどの経済的な余裕があるわけではないのも事実です。

全国の受験生と戦うという意識を持って、入試を戦い抜くだけの学力を身につけられるよう、逆算して勉強を頑張らせるようにするのが理想的です。

子どもが生まれて高校卒業までは驚くくらいあっという間に過ぎていきます。

とくに小学校を卒業してからのスピードはビックリするくらい早いです。

【まだまだ小学生】と思わずに、逆算して子どもの教育について夫婦でしっかり話し合ってください。

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