【子どもと本】かいけつゾロリの後に何を読むか問題の解決策 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【子どもと本】かいけつゾロリの後に何を読むか問題の解決策

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今回は【子どもと本 かいけつゾロリの後に何を読むか問題の解決策】と題し、お話していきます。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

子どもと本といえば、最初はイラストだけの絵本や、色のハッキリしている絵本、文字の少ない絵本、そして徐々に物語性のある絵本を好んで読んでいくようになります。

3歳頃になると自分のお気に入りの本も出てきたりと、子どもの本の世界は広がりをみせてきます。

そして、年長の頃になると『かいけつゾロリシリーズ』を読み始める子も出始めてきます。

かいけつゾロリは今年35周年を迎える大人気シリーズで、基本的に一冊でお話が完了する読み切りタイプです。

絵本から児童書へと続く子どもの読書の世界をさらに広げる、誘導する本としても知られています。

 

学校の図書室、自治体の図書室でも大人気ですし、町の本屋さんでもかいけつゾロリのコーナーはたいていあります。

シリーズ誕生35年目ということは、ゾロリを読んで育った人が親になり、子どもと一緒に読んで楽しんでという時代にもなっています。

 

ドタバタ劇であり、主役のゾロリと一緒に旅をするイシシとノシシの三人のキャラクターだけでなく、準レギュラー的存在のキャラクターも個性派ぞろいでどの作品を読んでも面白いです。

絵本から児童書へのステップアップが楽になるので親としては非常にありがたい本なのですが、問題なのは『かいけつゾロリの後に小説へと意識が向くか』という点です。

 

かいけつゾロリの辺りで読書習慣がストップする子もいれば、かいけつゾロリを経て色々な本を手にとり、小説を読むようになる子もいます。

我が家でも試行錯誤を繰り返しながら、『小説を読む子』になっていきました。

そこに至るまでに読んだ本や、家で実践してきたことをご紹介します。

 

1.挿絵のある本を手当たりしだいに借りる

絵本から児童書へと導く際、文字しか書いてないような本を選んで子どもに読ませようとする人は少ないと思います。

たいていは、ゾロリのように挿絵が多めで視覚的に『どんなことが起きているのか』を感じられて、文字がギッシリ詰まっていない本を選択します。

そういう児童書はけっこうありますし、シリーズものもあるので『子どもがはまればしばらく読んでくれる』というメリットもあります。

我が家では、かいけつゾロリと並行して読んでいたのが『キャベたまたんてい』です。

同じく『キツネのかぎや 』も読んでいました。どちらも三田村信行先生の作品で、探偵ものの事件解決というハラハラドキドキ系の本です。

探偵ものが好きなのかなと感じて、次に読んだのが『ミルキー杉山の名探偵シリーズ』です。

町の中で起きる事件を、ミルキー杉山が解決するというお話ですが、こちらも強烈な個性を持つ登場人物が出てきて楽しい本です。

探偵系が好きで、怖い系も好きなら『ナツカのおばけ事件簿』をおすすめします。

ナツカは挿絵がゾロリなどに比べると若干少なめなので、最初から読ませるというのではなく『キャベたま読んでミルキー杉山読んで』という後に渡した方が無難かなと個人的には思います。

 

ドタバタ系が好きな子は、『おばけまんしょんシリーズ』『忍たま乱太郎シリーズ』『ぞくぞく村シリーズ』がおすすめです。

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あと、『おしりたんてい』『ほねほねザウルス』『ルルとララシリーズ』『ようかいとりものちょう』も好きで、よく読んでいました。

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こちらも他の作品同様にシリーズ本でかなりの作品数があるので、子どもが気に入ればしばらくずっと読み続けます。

挿絵がある本でも、イラストがどのくらいあるのかというのは本によって異なります。

まず最初は、ゾロリくらい挿絵の多い児童書から始めて、徐々に挿絵の数が少ない本に誘導していき、マジックツリーハウスといった低学年から読める小説へとつながる本のレールに乗る準備をしていきましょう。

 

2.子どもに人気のある小説の読み聞かせをする

子どもに人気のある子ども向けの小説といえば、まず頭に浮かんでくるのが『銭天堂』ではないでしょうか。

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アニメ化、アミューズメント施設とのコラボ、そして映画と少子化のなかでここまで発展する子ども向けの小説というのはなかなかありません。

我が家の子ども達も大好きで、既刊の本は全部読んでいます。

主人公は紅子さんですが、舞台となる場所は子どもにも馴染みのある駄菓子屋です。

 

古い商店街や町なら駄菓子屋さんがある地域もありますが、今の子どもたちにとっての駄菓子屋さんはショッピングセンターなどにある駄菓子のチェーン店などになるかもしれません。

銭天堂は裏路地に突然現れる不思議な駄菓子屋、という設定で子どもにとっても『こんなお店があったらな』と感じるだけでなく、買いに来る人たちが小学生もいます。

 

子どもながらに悩んだり、解決したいことがあったりと『うんうん、その気持ち分かる』という共感めいた感情を読みながらにしてわき起こる作品です。

しかも、結末はハッピーエンドばかりではなく、バッドエンドもあります。

『こういう使い方をしたらいけない』『こういう気持ちを持つと悪いことが起きる』というモヤモヤとした、考えさせる内容というのもなかなか他の作品にはないテイストです。

 

ただ、銭天堂は小説です。

挿絵もありますが、児童書というよりは本のサイズ的にも小説といっていいでしょう。

気になるけど読んでいない、アニメも見ているけれど小説を読んでいない子もいます。

そういう子のために、小説の読み聞かせをして『小説の世界』に足を踏み入れることをしてみてください。

銭天堂は1話完結でお話自体がそれほど長くはありません。

また、銭天堂と同じように小学生の朝読に適している『10分後にシリーズ』などの読み聞かせもしてみると、『学校で自分で読んでみたい』という気持ちが芽生えてきます。

小説の読み聞かせはまぁ、面倒かもしれません。

絵本を読む時とは勝手が違います。

ただ、どんなシチュエーションなのか、登場人物の心理を文章のみで考える力を鍛えることが出来ます。

やって損はありません。

そして、読み聞かせを通じて今の子ども達に人気の作品を知ることができます。

子どもが好きな作品を親も読み、関心を持つと親子の会話も増えます。

 

3.毎週必ず親子の読書タイムを作る

児童書から小説へと本の世界、裾野を広げていきたいけれど『勝手に小説を読み始める子』というのはそうそういません。

やはり親が静かに、あからさまではなく何となく誘導していくというのが多いかなと思います。

親が本の素晴らしさを語り、本を渡せばそれでOKというわけでもないです。

家庭学習の習慣と同じように、根気強く向き合っていく必要があります。

まずは、親子で読書タイムを作って『この本、面白いみたい』と図書館などで大量に借りて、親が読んで『こういうストーリだよ』と子どもに渡すというということを繰り返していくと『この本、面白そう』と感じて手にして読む確率が高まります。

まず、日頃から本との接点が少なければ本への興味関心はどんどん薄れていきます。

 

家に本がほとんどない子を本好きにさせようと思っても、そもそもアイテムである本がないのですから、図書館に行って本をたくさん借りることから始めましょう。

『どの本が面白いか分からない』という時は、学校のクラスメイトで本が好きな子が読んでいる本のタイトルを覚えてきたり、友達から『なにか面白い本はない』と聞いてみるように話してみてください。

そして、親の方も職場で同じ年頃のお子さんがいる同僚に『お勧めの本、ありますか』と聞きましょう。

 

たくさんの本を知ることで、そこから子どもが興味を持つ本、夢中になる本と出会うチャンスを引き寄せます。

本に触れる回数が増えれば、自ずと子どもが読む本も絵本から児童書、児童書から小説、ジュニア文庫とレベルアップしていきます。

ここに至るまでには時間もかかりますが、やってみて損はありません。

そして、親子で読書タイムを作るということは、親も本に触れる時間となり『こういう本があるんだ』と新たな知識を得たり、今まで気になってきたけど読んでいなかった小説を読むきっかけにもなります。

双方にとってプラスになることなので、土曜日や日曜など休日などを中心に時間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

かいけつゾロリの後にどのような本と巡り合うのかという問題は親にとってはけっこう大問題です。

ゾロリもシリーズ本なのでたくさん作品はありますが、一気に読んでしまう子は短期間で読んでしまいます。

ですから、ゾロリにはまった時点で『次の作品探し』もする必要があります。

我が家の場合はキャベタマたんていや、キツネのかぎや、ミルキー杉山、ぞくぞく村等でした。

児童書の次にマジックツリーハウスや学習漫画と手に取る本の種類が増えていきましたが、やはり絵本から児童書で上手く本との接点を繋げられないと、そこから小説に至る道のりが険しくなります。

スムーズに絵本、児童書、小説とつなげていくには年長から小学校低学年の本との触れ合い方に気をつけてみてください。

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