今回は【【国語対策】説明文が苦手な子必見。段落の役割をパズルのように解き明かす方法】と題し、お話をしていきます。
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国語の説明文に苦手意識を持つ子どもは少なくありません。
【文章が長すぎて何が言いたいのか分からない】【読んでも頭に入ってこない】と感じることはよくあります。
しかし、説明文は単なる長い文章の羅列ではなく、実は【設計図】のように論理的に組み立てられています。
この設計図を読み解く力をつけると、読むことの負担は一気に減り、理解スピードも格段に上がります。
設計図の読み方の基本は、【段落ごとに役割がある】と理解することです。
段落はパズルのピースのように組み合わされており、それぞれの役割を知ると全体の構造が見えてきます。
たとえば、序論ではテーマや問題意識を提示し、本論では具体例や事実を挙げ、結論でまとめる、という一連の流れです。
段落の順番やつながり、言葉の選び方にはすべて意味があり、接続語や段落構成が設計図のガイドになっています。
そこで今回は、段落を【見える化】して読み解く方法を中心に、組み立て方のコツや家庭での実践トレーニングまで、段階的に解説します。
説明文を単なる迷路ではなく、パズルや設計図として捉えることで、【読めない】【分からない】という苦手意識を解消し、国語を得意科目に変える力を育てることができます。
【ピースの正体】段落の役割を【見える化】する
まず、説明文を読むとき、多くの子どもが【文章が長すぎてどこから手をつければいいのか分からない】【読み進めても意味がつかめない】と感じます。
しかし、文章を迷路として捉えるのではなく、段落をパズルのピースのように考えると、理解はぐっと容易になります。
段落にはそれぞれ役割があり、情報や主張を整理して伝えるために配置されているのです。
段落の役割を見える化することで、文章全体の構造が頭の中で整理されます。
たとえば、序論はテーマの提示、本論は具体例や事実、結論はまとめや筆者の意見というように、段落ごとに【何を伝えたいか】を意識すると、読みながら迷子にならずに済みます。
また、段落内の情報を整理することで、事実と意見の違いや、段落間の論理的なつながりも見えてきます。
ここでは、段落の役割を【見える化】する具体的な方法を紹介します。
【一段落、一メッセージ】の原則、接続語の読み解き方、事実と意見の色分けなど、文章をパズルのように組み立てるための基礎スキルを身につけ、説明文を迷路ではなく設計図として理解できる力を育てていきます。
①【一段落、一メッセージ】の原則を知る
段落を理解する基本は、【一段落には一つのメッセージがある】という原則です。
文章を読むとき、つい長文全体を一度に把握しようとして混乱してしまう子どもは少なくありません。
しかし、段落ごとに要点を切り分けると、文章全体の骨格が見えてきます。
たとえば、序論ではテーマや問題意識を提示し、本論では具体的な事例やデータ、結論ではまとめや筆者の意見が述べられる、といった役割分担です。
この流れを意識すると、どの部分が重要で、どの部分が補足かが自然に理解できます。
実際の読解では、段落ごとに【この段落は何を伝えたいのか】を簡単に一文で書き込むだけで、文章全体の地図が見えるようになります。
この作業を繰り返すことで、長文も迷路ではなく設計図として捉えられるようになり、読解スピードも上がります。
また、一段落に複数の主張や情報が混ざっていないかをチェックすることで、情報整理の力も同時に育ちます。
文章を読むときの【迷子になりやすさ】を大幅に減らせる方法です。
②【接続語】というパズルのピース
段落のつながりを理解する鍵は、接続語にあります。【だから】【しかし】【一方で】【例えば】といった言葉は、文章の論理的関係を示すサインであり、パズルのピースの位置を教えてくれます。
接続語を手がかりにすると、段落間の関係が明確になり、文章の流れを追いやすくなります。
たとえば、【一方で】と書かれた段落は、前段落と対立関係や補足関係にあることを示します。
【だから】とあれば、前の段落で述べた事実や理由を受けて、結論や主張が示される合図です。
これを意識するだけで、文章の意味のつながりを飛ばさずに把握できます。
また、接続語を見つけたら簡単にメモして段落の関係図を描く習慣をつけると、さらに理解が深まります。
文章読解の苦手な子どもは、段落をバラバラに読んでしまい、全体の論理が見えなくなりがちです。
しかし接続語を意識することで、段落は独立した情報の塊ではなく、論理的に組み合わされたパズルの一部であることが実感できるようになります。
これが、読解力を高める第一歩です。
③【事実】と【意見】を色分けして整理する
段落の内容をさらに見える化する方法として、情報を【事実】と【意見】に分けて整理するテクニックがあります。
説明文では、事実と意見が混ざっていることが多く、初めて読む子どもにとっては、どこが証拠でどこが筆者の主張かが分かりにくいのです。
ここで色分けを活用すると、文章構造が直感的に把握できるようになります。
具体的には、青で事実、赤で意見をマークするだけで、段落の役割が一目で分かります。
事実が書かれている段落は具体例やデータの提示、意見が書かれている段落は筆者の主張や結論という構造が明確になります。
この色分け作業を段落ごとに行うことで、文章全体の流れをパズルのように組み立てられるようになるのです。
また、段落を要約する際にも、色分けした情報をもとに整理するだけでスムーズに文章がまとめられます。
【事実】と【意見】を分ける習慣は、説明文だけでなく、評論文やニュース記事を読むときにも役立ちます。
文章の骨格を視覚化することで、国語の読解は迷路ではなく、論理の設計図として理解できるようになり、苦手意識を大きく軽減できます。
【組み立て方】【形式段落】から【意味段落】へ昇華させる
さて、段落の役割を見える化すると、文章の【部品】は理解できるようになります。
しかし、読むだけで終わってしまうと、長文全体の構造を把握する力はまだ不十分です。
文章をパズルとして組み立てる力、つまり【形式段落】から【意味段落】へと昇華させる力が必要です。
形式段落とは、文字通り段落としてまとまった文章の単位ですが、その段落が文章全体のどの位置にあり、どの役割を担っているかを理解してこそ、初めて意味段落として扱えるのです。
たとえば【序論・本論・結論】の大きな枠組みを押さえること、段落同士が親子関係のようにつながっていることに注目すること、段落ごとに簡単な小見出しをつけて論理の流れを整理することなどです。
ここでは、段落を単体で読むだけでなく、文章全体の骨格に組み込み、論理的な連鎖を意識する方法を具体的に紹介します。
段落の【意味】をつかむ力を育てることで、長文読解は迷路から設計図へと変わり、理解力と読解スピードが格段に向上します。
①【序論・本論・結論】の巨大な枠組みを捉える
説明文を効率よく理解するためには、段落単位だけでなく、文章全体の大きな枠組みを押さえることが重要です。
典型的な文章は【序論・本論・結論】という三層構造で成り立っています。
序論ではテーマや問題意識が提示され、本論で具体例やデータ、説明が展開され、結論で筆者の意見やまとめが示されます。
この枠組みを頭に入れるだけで、文章を読む際の全体像が見え、どこに注目すべきかの優先順位も明確になります。
序論では、まずテーマと問題意識を把握します。
【何について書かれているのか】【なぜこの文章を書いたのか】を意識すると、本文の情報が整理しやすくなります。
本論では、各段落がどの具体例や根拠を提示しているかを押さえます。
段落ごとに要点を書き込むと、文章全体の流れがパズルのように見えてきます。
結論では、筆者の最終的な考えや提案が述べられるため、序論と本論との関係を確認しながら読むと理解が深まります。
この三層構造を意識するだけで段落が単独で存在するのではなく、全体の論理の中でどの役割を果たしているかが見えるようになります。
文章全体の【設計図】を把握できるようになることで、長文読解は格段にスムーズになり、苦手意識を持っていた子どもでも、自信をもって内容を整理できるようになります。
②段落同士の【親子関係】を見抜く
説明文を深く理解するためには、段落を横並びの存在として読むのではなく、【親子関係】で捉える視点が欠かせません。
親段落とは、文章全体の中で中心となる主張や説明の柱を示す段落です。
一方、子段落は、その主張を支えるための具体例、理由、補足説明などを担います。
この関係を意識すると、文章の論理構造が一気に整理されます。
たとえば、【〜と言える】という主張が書かれた段落があれば、その前後にある段落は、その主張を支える理由や事例であることが多くあります。
逆に、具体的なデータや体験談だけが書かれている段落は、単独で主張しているのではなく、どこかの親段落を補強する役割を果たしています。
こうした関係を見抜くには、【この段落は何のために書かれているのか】【どの段落を支えているのか】と自問しながら読むことが効果的です。
段落同士の親子関係が分かると、要約や記述問題にも強くなります。
親段落を軸にして子段落を整理すれば、文章の要点を外さずにまとめられるからです。
また、どの情報が重要で、どこが補足なのかの優先順位も明確になります。
説明文は情報の寄せ集めではなく、論理的に組み立てられた構造物です。
親子関係という視点を持つことで、その設計図を正確に読み取れるようになります。
③段落に【小見出し】をつけるトレーニング
説明文の構造を自分の力でつかむために、非常に効果的なのが【段落に小見出しをつける】トレーニングです。
小見出しとは、その段落が伝えている内容を短い言葉で要約したものです。
この作業を行うことで、段落の役割や文章全体の流れを主体的に整理できるようになります。
受け身で読むだけの状態から、【構造を考えながら読む】段階へと学習が進みます。
小見出しをつける際のポイントは、文中の言葉をそのまま抜き出すのではなく、【何について】【何を言っている段落か】を自分の言葉で表すことです。
たとえば、具体例が並んでいる段落であれば【◯◯の具体例】、主張が書かれている段落なら【筆者の主張】といった形で十分です。
最初は一語や短いフレーズで構いません。重要なのは、段落の機能を意識することです。
このトレーニングを続けると、段落同士の関係性も自然と見えてきます。
似た小見出しが並ぶ段落は同じ役割を持つ子段落であり、それらをまとめる親段落の存在にも気づけるようになります。
小見出しは、文章という設計図に自分でラベルを貼る作業です。
これができるようになると、説明文は【読みにくい文章】ではなく、【整理された情報の集合】として理解できるようになります。
【家庭での実践】 5分でできる【論理パズル】トレーニング
ところで、さらなる国語力を鍛えていくには説明文での段落の見方や文章構造の捉え方は、【なるほど!】という程度で理解できただけでは定着しません。
国語の力として本当に身につけるためには、日常の中で繰り返し使い、【考え方の癖】として定着させることが重要です。
そこで最後の章では、家庭で無理なく取り組める実践トレーニングを紹介します。
ポイントは、長時間の勉強ではなく、短時間でも論理を意識する習慣を作ることです。
説明文の読解は、特別な教材がなくても鍛えられます。
段落を入れ替えたり、文章を分解したりする作業は、まさに論理パズルです。
遊び感覚で取り組めるため、国語が苦手な子でも抵抗感が少なく、【考えること】そのものを楽しめるようになります。
また、親が教え込むのではなく、一緒に考える姿勢を取ることで、子どもは安心して自分の考えを言葉にできるようになります。
ここでは、段落構造を体で理解する並べ替えゲーム、ニュースや社説を使った解剖トレーニング、段落の役割を仮定して考える思考実験など、5分でできる実践法を紹介します。
家庭という身近な環境で【論理の目】を育てることで、説明文は難しい文章ではなく、解き明かす楽しさのあるパズルへと変わっていきます。
①【バラバラ段落】の並べ替えゲーム
家庭で手軽に取り組めて、段落構造の理解を一気に深められるのが【バラバラ段落】の並べ替えゲームです。
これは、説明文の段落を切り分け、あえて順番を入れ替えた状態から、元の構成を考えて並べ直す学習法です。
正解を当てることが目的ではなく、【なぜこの順番になるのか】を考える過程こそが、読解力を育てます。
並べ替える際のポイントは、まず全体のテーマを探すことです。
どの段落が話題の導入なのか、どこがまとめなのかを考えると、自然と序論と結論が見えてきます。
次に、接続詞や指示語に注目します。
【しかし】【そのため】【このように】といった言葉は、前後関係を示す重要なヒントです。
また、具体例が多い段落は、本論の中で主張を支える役割を担っていることが多いと分かってきます。
このゲームを繰り返すことで、子どもは段落を感覚的に読むのではなく、論理的な位置づけで捉えられるようになります。
【ここは親段落だから前の方】【これは補足だから後ろ】といった判断ができるようになり、文章全体の設計図が頭の中に描けるようになります。
説明文を【読む】から【組み立てる】体験へ変えることで、国語への苦手意識は大きく減っていきます。
②ニュースや新聞の社説を【解剖】する
説明文の力を実生活の中で伸ばすには、教科書以外の文章に触れることが効果的です。
とくにニュース記事や新聞の社説は、段落構造が明確で、論理の流れを学ぶのに最適な教材です。
これらを【読む】のではなく、【解剖する】つもりで向き合うことで、段落の役割を見抜く力が実践的に鍛えられます。
取り組み方はシンプルです。
まず、記事を段落ごとに区切り、それぞれに簡単な小見出しをつけます。
次に、【事実が書かれている段落】と【意見や主張が書かれている段落】を分けて考えます。
ニュース記事では前半に事実、後半に背景や評価が書かれることが多く、社説では序論・本論・結論の構造がはっきりしています。
こうした型を意識すると、文章の設計図が自然と見えてきます。
さらに、【この段落は何のためにあるのか】【なくなると文章はどう変わるか】と問いかけると、段落同士の親子関係も浮かび上がります。
家庭では、正解を求める必要はありません。
親子で意見を出し合い、【なるほど】【そういう見方もあるね】と対話することが大切です。
身近な文章を使った解剖トレーニングは、国語を机上の勉強から、思考を楽しむ活動へと変えてくれます。
③【もしこの段落がなかったら?】と仮定してみる
段落の役割を本当に理解するためには、【その段落がなぜ存在しているのか】を考える視点が欠かせません。
そこで効果的なのが、【もしこの段落がなかったら?】と仮定して考えるトレーニングです。
一見地味な方法ですが、段落の必要性や文章全体での役割を深く考える力が身につきます。
具体的には、説明文を読みながら一つの段落を取り除いたつもりで考えます。
そのとき、【話の流れは不自然にならないか】【筆者の主張は弱くならないか】【分かりにくくなる部分はどこか】と問いかけます。
すると、その段落が主張を支える理由なのか、具体例なのか、話題を切り替える役割なのかが自然と浮かび上がってきます。
この思考実験を繰り返すと、段落を【書かれているから読む】のではなく、【必要だから置かれている】と捉えられるようになります。
これは、説明文を設計図として読む力そのものです。家庭では、親子で意見が分かれても問題ありません。
【なくてもいいと思う】【いや、ここがないと分かりにくい】と話し合うことで、論理を言葉にする力が育ちます。
段落の存在理由を考える習慣は、説明文を根本から理解し、国語を得意に変える大きな一歩になります。
段落の役割が見えれば、国語は【得意】に変わる
説明文が苦手になる原因は、文章が長いからでも、語彙力が足りないからでもありません。
多くの場合、【段落の役割】が見えないまま読んでしまっていることにあります。
段落をただの文章の区切りとしてではなく、意味を持ったパズルのピースとして捉えられるようになると、説明文は一気に読みやすくなります。
今回紹介したように、【一段落、一メッセージ】を意識し、接続語や事実と意見を手がかりに段落の役割を見える化することで、文章の部品が整理されます。
さらに、序論・本論・結論という大きな枠組みや、段落同士の親子関係を捉える視点を持つことで、文章全体の設計図が頭の中に描けるようになります。
そして家庭でできる並べ替えゲームや解剖トレーニング、仮定して考える練習は、読解を【作業】から【思考のパズル】へと変えてくれます。
段落の役割が見えるようになれば、説明文はもう迷路ではありません。
構造が分かって読む楽しさが生まれ、国語は【苦手な教科】から【得意な教科】へと確実に変わっていきます。
















